2004年3月18日木曜日

【委員会】平成16年3月18日 平成16年都市・環境委員会

2004.03.18 : 平成16年都市・環境委員会


◯吉原委員 都市計画道路の整備について、数点だけお尋ねをさせていただきたいと思います。
 このたび、二十三区における第三次道路事業計画が示されたところであろうかと思います。今までさまざまな状況の中で、着手率が目標のまだ二分の一しかなかった、そういうお話をお聞きしているわけでありますけれども、今度の三次事業化計画、今後の経済状況だとか、あるいは社会の構造変化というものを見通していただいて、策定をされてきたものだろうと思っているところであります。
 特に、今回の三次事業化計画以外の都市計画道路区域内に、新たな建築制限緩和の基準を取り入れた、これは大変すばらしいことではないかなと思っております。さらに、規制道路に対して二つの新たな整備手法をスタートできるようになった。これは道路ということだけではなくて、まちづくりや、あるいは街並みづくりというものに大変大きな前進になるのだろうなと思っているところであります。
 それに加えまして、今度は、では、多摩の道路整備というのはどうやって進んでいくのかなと、ちょっと心配をしているわけでありますけれども、今の、策定していただいて進めていただいております二次の事業化計画、もうあと二年で終了するわけであります。改めてではございますけれども、これまでの多摩における都市計画道路の整備状況と、第三次に向けての取り組みはどうなっているのか、お伺いをいたします。


◯山崎都市基盤部長 整備状況でございますけれども、平成十四年度末、計画総延長千四百二十二キロのうち、七百十五キロメートルが完成しておりまして、完成率は五〇・三%でございます。
 ちなみに、事業中の延長が百八十五キロございまして、この事業中すべて完成したとしますと、完成率は六三%となるものでございます。
 それから、次の取り組みでございますけれども、多摩地域においても、これまでも南北道路や多摩川架橋ということで、重点的に整備をしてきたわけでございますけれども、今申したように、まだ十分な道路ネットワークが形成されておらず、重点的、かつ効率的な整備が必要不可欠となっておりまして、現行の二次事業化計画が満了となります平成十七年度までには、都市間連携や生活の利便性などに資します道路のネットワークの形成を目指しまして、新たな事業化計画を、地元市などと調整を図りながら策定してまいりたいと考えております。


◯吉原委員 道路というのは、将来にわたって重要な社会基盤でありますので、集中した道路整備というものを目指して、ぜひ進めていただきたいと思っているところであります。
 特に、三十年も四十年も前に都市計画決定されている道路の沿道の地権者にとりましては、その建築制限というものを大変厳しく感じておられる方々がたくさんいらっしゃる、そういうふうに、私、実感をしているところであります。既に、先ほどお話し申し上げたように、二十三区については、建築制限の緩和というものがこれから、四月からでありましょうか、進んでいくということでしょうから、それはそれといたしまして、多摩地域においても、今進めていただいている二次計画、まだ策定中でありますけれども、途中であっても、事業化がまだ見込まれていない計画道路、そういうところについては、早急に建築基準の緩和というものをしていただいてもいいんではないだろうか。
 昨今、三多摩格差というのが少なくなってきたといわれているわけでありますけれども、どうも新しいものを一つずつ積み上げていく過程の中では、新しいものにとっても、やっぱり二十三区と三多摩の違いというのがあからさまに出てくるような、そういう気がしてならないわけであります。
 そういった意味では、くどいようですけれども、建築基準の規制の緩和というものをしていただきたいと思っておりますけれども、そのことについてはいかがでしょうか。


◯山崎都市基盤部長 建築制限を加えることによりまして、事業の実施を担保し、事業の円滑な促進が図られるという側面はあるものとは思っておりますが、一方で、近年の二世帯住宅の普及など、三階建てのニーズが増加していることも事実でございまして、建築制限の緩和の要望や必要性も高まっているということも認識してございます。
 そこで、区部では、今回、都市計画道路の整備方針の確定にあわせまして、建築制限の緩和を施行していくことになりますけれども、多摩地域においても、建築制限緩和の早期実施に向けて、検討を進めていきたいと考えております。


◯吉原委員 三次の策定が、もう近いうちにまた進んでいくんだろうと思いますけれども、その策定が決まらないうちに、現在の二次の策定の間に、ぜひその辺のところもしっかりと進めていただきたいと思っております。どうぞよろしくお願いいたします。
 以上で終わりです。