2004年8月26日木曜日

【委員会】平成16年8月26日 平成16年都市整備委員会

2004.08.26 : 平成16年都市整備委員会


◯吉原委員 それでは、議題になっております町田市における都市計画の区域、区分、用途地域について、若干でありますけれども、お尋ねをさせていただきたいと思います。
 まさにこの境川、三〇ミリ対応から五〇ミリ対応、、五十五年くらいだったというふうにお聞きをしておりますけれども、改修工事をしていただいて、今日まで、そうスピードは上がっていないわけでありますけれども、それにしても、さまざまな形でご苦労をいただいて改修をしていただいているわけであります。そこに伴う相模原市と町田市の境界変更について若干お尋ねをするに当たりまして、今まで境界変更をしてきていただいた経緯があるわけでありますけれども、全体計画はどんなものであったのか、そしてこれからのスケジュールはどういうふうになっていくのか、お尋ねをいたします。


◯森下都市づくり政策部長 町田市と相模原市の市境を流れます境川の全延長十八・八キロメートルを九区間に分けまして区域の変更を行う予定ということでございます。
 第一回目の行政区域の変更が平成十一年十二月に行われまして、その後、今回は二回目でございますけれども、平成十二年六月から両市が打ち合わせを開始いたしまして、ことし十二月には変更される予定ということでございます。
 市によりますと、次回以降のスケジュールはまだ決まっていないということでございますけれども、恐らく三期目以降につきましても同様の間隔でのスケジュールではないかと思っております。


◯吉原委員 今、一期目の変更が平成十一年の十二月、今回二期目でありまして、十六年の十二月までということでお話をいただいたわけでありますけれども、おおむね五年くらいかかっているわけであります。余り長くない距離の中、そして余り広くない面積の中で、五年というのは少し長過ぎるのではないかな、そういうふうに実感として思うわけでありますけれども、その理由についてお尋ねをいたします。


◯森下都市づくり政策部長 今回のスケジュールを見ますと、町田市と相模原市との覚書を締結いたしまして、測量とか関係機関との調整とか、土地と建物の実態調査などのほかに、住民の皆さん方への意向調査などをかなりきめ細かく行っているということでございます。
 当該地区の住民の意向を十分尊重しながらやっているため、このような時間を要しているものと考えております。


◯吉原委員 住民の皆さんの意向を十分配慮されている、中には更地もありますし、住宅も、それぞれ若干ではありますけれども、あるわけであります。意向を聞いていただいている、これはそこの所有者にとっても大変ありがたいことではありますけれども、賛成する方、あるいは、それは困ると同意をなかなかしていただいていない方々、それぞれいらっしゃると思います。なかなか同意をしていただいていない方々について、どんな理由があるのか、お尋ねをいたします。


◯森下都市づくり政策部長 不同意の皆さん方の主な意見でございますけれども、例えば生活圏を変えたくないとか、居住地に愛着があるとか、営業許可の変更であるとか、加入する業界団体の変更が生ずるとか、あるいは、私ども関係いたしますけれども、用途、容積率などが変わってしまうということなどでございます。


◯吉原委員 私は地元の皆さんにも若干お聞きをしたことがあるわけでありますけれども、今、生活圏の問題、あるいは居住地に愛着がある、さまざまなご意見をいただいているというお話もいただきましたけれども、何といっても一番大きな問題は、用途地域が変わってしまう、このことがよくいわれているわけであります。今まで検討してきていただいた中で、相模原市から町田市に編入した区域、境界変更された区域ですね、そのことによって用途地域というのはどういうふうに変わってきたのか、お尋ねをいたします。


◯森下都市づくり政策部長 編入した区域が約一・八ヘクタールでございますけれども、その用途は、それぞれ隣接する用途地域に合わせて指定しているものでございます。
 主なものとしましては、上鶴間橋付近など約〇・六ヘクタールで、準工業地域及び第一種中高層住居専用地域で、建ぺい六〇、容積率二〇〇%のものを、第一種低層住居専用地域、建ぺい率四〇、容積率八〇%に下げております。
 また、部分的ではございますけれども、第一種住居地域で建ぺい六〇、容積率二〇〇%のものを、近隣商業で容積率三〇〇%に上げている箇所であるとか、あるいは用途地域が全く変わらないというような地域も部分的にはございます。


◯吉原委員 先ごろ、三月でありましたでしょうか、町田市、相模原、業務核都市の指定を受けておりまして、その方向性が示されたところであります。今までも、相模原市と町田市の境川を挟んだ両側にとっては、特に町田市の方については、用途地域が相模原市よりも随分低いのではないか、そういう意見が地元の皆さんに大変多くあったわけであります。せっかく業務核都市に向けての案が示されて、さあ、これからやっていこうということであれば、できれば同じ境川、たった二十メートル前後の幅の川でありますから、そんなに広い川ではなくて、相手の行政のところも、違う行政のところもすぐ目の前でありますので、もしできれば、業務核都市に向けての素案がスタートしたわけでありますので、それに向けても少し変えていく必要があるのではないかなというふうに若干思っているわけであります。
 建ぺい率、あるいは容積率、そういった用途地域が大変厳しくなっているところも、今お聞きした中にもありましたし、現実的には今お話ししていただいた以上に町田の方が低い場合がたくさんあるわけであります。その中に建物も当然、住宅も、あるいは商業ビルというのはないと思いますけれども、集合住宅関係も若干含まれる部分があるんだろうと思いますけれども、既存の建物に対して支障が生まれていないのかどうなのか、お尋ねします。


◯森下都市づくり政策部長 今回編入しました区域のほとんどは旧河川敷で、更地の部分が多いということではございます。
 ただ、一部建築物が立地している敷地についても編入を行いまして、そのうち町田市の用途地域の建ぺい率と容積率を適用することによりまして、建ぺい、容積率の面で若干不適格建築物になるというものがございました。


◯吉原委員 先ほどちょっとお話をさせていただきましたけれども、かねてから、町田市の用途地域に関しては、相模原に比べると大変厳しいのではないか、そういう意見をお聞きしているわけですけれども、そのことについてはいかがでしょう。


◯森下都市づくり政策部長 町田市と相模原市ではそれぞれ市の姿勢と申しますか、目指すべき市街地像というのが若干相違してございます。町田市のマスタープランなどでの考え方なんですけれども、境川沿いの区域につきましては、町田駅の付近を除きまして、主に良好な低層住宅地を形成することとしてございます。
 一方、相模原市につきましては、低層住宅地から中高層住宅地までさまざまなタイプの市街地像を目標としてございまして、このような目標に応じましてそれぞれ用途地域を行っておりまして、委員ご指摘のような違いが出ているものと思っております。


◯吉原委員 相模原市と町田市、その境川を中心にして、確かに街並みというものについては、当然のことながら、集合住宅が集中しているところ、あるいは商業の発展しているところ、それぞれ位置的には違うわけでありますから、それはおっしゃられるとおりだと思うわけであります。
 しかしながら、一期目、今回の二期目、一期目でもまだ積み残された、更地の部分ではなくて、住宅の部分についても、まだ残されている部分があるというふうにもお聞きをしているわけであります。そういった意味では、やはり、くどいようで大変恐縮でございますけれども、町田市、相模原市、それぞれ全体に業務核都市の指定を受けているわけではありません、部分的に受けているわけでありますけれども、その実現の方向性に向けた用途地域の見直しもこれからは必要ではないかなと私自身は思うのです。
 そんな意味でいえば、相模原市の行政の皆さんや町田市の行政の皆さんが中心になってそれぞれ協議をしていかなければならないことではありますけれども、やはり東京は東京都としての役割をお持ちになっているわけでありますから、その辺の協議に加わるとか、指導をしていくとか、あるいは意見を積極的に述べていくとか、そういうことが私は大変重要なことではないかな、そういうふうに思っているわけであります。
 そういった意味でいうと、用途地域のもうちょっと緩和をしていく、そういう検討をすべきだと思っておりますけれども、いかがですか。


◯森下都市づくり政策部長 確かにまだ一期目、二期目の中でも若干積み残しの部分があるということで、共同住宅等の合意形成等の問題もあるようですけれども、そういったこともあるようでございます。
 今後、第三期以降につきましても、用途地域の見直しをやっていくわけでございますけれども、例えば比較的まとまった市街地を集団的に編入するというような場合もございますし、第三期以降につきましては、地元住民の意向であるとか、従前の用途地域とか建ぺい率、容積率などを、あるいは編入する市街地のそういった状況を勘案いたしまして、用途地域の見直しを検討してまいりたいと思っております。


◯吉原委員 ぜひご検討いただきたいと思っておりますし、特にこういった行政区の違う境界の見直しということについては、東京都でもそんなに例がないのではないかなと私は思うのです。そんな意味では、ぜひ部長も町田に来ていただいて、境川の沿川のところが一体どうなっているのか、どういうところに集合されている人たちがたくさんいらっしゃって、あるいは街並み形成をしているという部分がどういうところにあるのか、一度見ていただくとありがたいな、そのことが、やはり今お話をいただいたような検討をしていくことも考えられるというお話でございますので、より実現に向けてのスタートになるのではないかなと思うわけであります。
 とにかく、十一年でしたでしょうか、今回の見直しがスタートしてもう五年強になるわけでありますけれども、その前の部分も、くどいようでありますけれども、まだ解決をしていない。面積も余り大した面積ではないし、距離的にも大したことはないわけでありますから、それは早急に、住宅の所有者の皆さん、あるいは土地の所有者の皆さんとしっかりとした協議もさらに進めていっていただきたい。それも、町田市の皆さんは当然していただいているでしょうし、努力はしていただいているということもよくわかっているつもりでありますけれども、さらに東京都としても、町田市の行政と一緒になってそのことを解決していただいて、とにかく改修が済んだらなるべく速やかに境界をはっきりさせるということが大切ではないかなと思いますので、今後もご努力をお願いしたいと思います。