2005年10月21日金曜日

【委員会】平成17年10月21日 平成16年度各会計決算特別委員会第2分科会

2005.10.21 : 平成16年度_各会計決算特別委員会第2分科会


◯吉原委員 それでは若干質問させていただきたいと思いますけれども、これまでにも厚生委員会の方でもさまざまな質疑があったというふうなお話もお聞きしておりますし、この場でも多岐にわたってさまざまな質疑がなされたわけでありますけれども、私は、とにかく行政の制度上ですね、運用するに当たって、やっぱりそれを運用する側にとっての不公平感があったらこれはいかぬなというふうに思っているわけでございまして、そんな意味でいうと、シルバーパスの事業について、その一つであろうと私は思っているわけでございまして、何点かお尋ねをさせていただきたいと思います。
 もう当然ではございますけれども、このシルバーパス事業、高齢者の皆さんの社会参加を促す、そしてまた福祉の向上をそれに伴ってふやしていく、こういうことが目的とされているわけでありますけれども、十六年度も七十歳以上の皆さんは都内には百四十三万人強おられるようであります。それに加えて、千円パスを利用される方あるいは二万五百十円パスを利用される方、合わせて七十二万五千強いらっしゃるということでございますので、都内の対象者の約半分の皆さんがこれを利用していただいている、こういうことになるわけでございまして、そんなことを考えると、やっぱり東京も都県境というのが当然のことながらあるわけでございまして、そういうそれぞれの都県境に隣接する地域に住んでいる、このパスを利用していただいている方々がたくさんいらっしゃるんだろうと思います。
 私の住んでいる町田市であっても、ご案内のとおりでございますけれども、七〇%も八〇%にも及ぶぐらいの神奈川県と隣接をしているわけでございまして、当然のことながら利用をしていただいている方々がたくさんいらっしゃるわけであります。そんなことを考えると、その不公平感というものがもしあるとすれば、早急に正していただきたいなと、こういう思いをしているわけでございまして、それに当たって、ちょっと確認の意味で大変恐縮でございますけれども、町田を走るバス路線ですね、幾つあって、神奈川県側に走るバス路線が何線あるのか、お尋ねいたします。


◯長谷川高齢社会対策部長 町田市内を走行するバス路線はおよそ百六十路線ありまして、そのうち、起点または終点の一方が町田市内、もう一方が神奈川県にある路線がおよそ六十路線でございます。


◯吉原委員 ご案内のとおり、例えばの話でありますけれども、当然のことながら都県境のところは町田だけではないわけでありますけれども、町田の場合も今お話しいただいたとおりでございまして、かなりの路線が神奈川と相互運行をしていただいている、こういう状況にあるわけであります。そんなことを考えると、やっぱり町田の市民の皆さんは最寄りの駅が他県に位置している。そのために利用者が必要上、そこをどうしても利用せざるを得ない状況があるんだろうと思います。そのことがあるのかないのかお尋ねするとともに、全都における対象となる路線数、そしてまた二十三区と三多摩の場合は地理的条件が大分違っているわけでございまして、そのことも含めて、それぞれどのぐらいの路線数があるのか、お尋ねいたします。


◯長谷川高齢社会対策部長 まず第一のご質問でございますけれども、先ほどお話ししましたように六十路線あるということで、かなりの部分があるということでございます。都内全域でございますと、百六十路線が都県境といったらいいんでしょうか、百六十路線ございまして、そのうち約百路線が多摩地域に路線としてございます。大体六割程度が三多摩地域にあるということになります。


◯吉原委員 六割程度そういう状況にあるということでございますけれども、やっぱり多摩地域と、先ほど申し上げたように、二十三区の利用者の皆さん、その利用価値というのが、全くといっては失礼かもしれませんけれども、大きな差があるんだろうと思います。いろんな状況の中、今までお話しいただいた中にも、やっぱりいかにそういうところの地域の皆さんが不公平感──今お話だと、多分町田から神奈川に行く場合に、どうしても先ほど申し上げたように乗らなければならない。その必要があって利用しなければならない場合に、神奈川県分にまたがった分については別個に払わなければならないわけでございまして、そんなことを考えれば、やっぱりその地域によって不便な状況に置かれている。このことは皆さんにもご理解をいただけるんだろうと思います。そういうことについて、行政の皆さんとしては、私自身は大変な不公平感というものがそこにある、そういうふうに思っているわけでありますけれども、そのことについてはいかがでしょうか。


◯長谷川高齢社会対策部長 シルバーパス事業は、高齢者の社会参加の促進を目的といたしまして、都の区域内の路線バスと都営交通を利用できるものとしているところでございます。また、地域によりましてバス路線の整備状況や都営交通の有無などさまざまな事情が異なっているということを承知しております。町田市内には他県とまたがる、先ほど申しました六十路線、バス路線が多くございまして、お話しのように他県内の走行部分についてシルバーパスを利用できないという状況がございますことは承知しております。


◯吉原委員 シルバーパスを利用できない、その地域があるということは承知をしている、こういうお話をいただいたわけでございますけれども、まあ何といいましょうかね、制度を運用するに当たっては、先ほど冒頭にも申し上げたように、不公平感のない形で運用していただくことがやっぱり大前提になるんだろうと思います。そんなことを考えれば、私たちの町田市においても神奈川と接している部分がたくさんあるし、そこに乗り入れている部分がたくさんあるわけでございますので、ぜひそういった不公平感というものを是正してもらいたい。こういうふうに思っているわけであります。強くそのことを要望させていただきたいと思いますけれども、そのことについて見解だけ伺っておきます。


◯長谷川高齢社会対策部長 ただいま副委員長からのご要望につきましては、課題の具体例として受けとめさせていただきたいと思います。