【インターンレポート】2016年2月28日 東京マラソン2016を見学して

【インターンレポート】2016年2月28日 東京マラソン2016

明治大学1年 中野玲菜

本日は、吉原修東京都議会議員と10回目を迎えた2016東京マラソンに同行しました。8時頃に、都議会議事堂正面玄関前に集合して、ゲスト用ADカード(アクレディテーションカード)の発給を行ないました。ボストンマラソンでのテロや近年の国際情勢を反映してか、ゲスト用ADカードがないと入れず、警備も大変厳重でした。

当日は、約三万七千人が参加するイベントとあって、会場は多くの参加者で溢れていました。2012年から、東京マラソンがアボット・マラソンメジャーズの仲間入りを果たした結果、多くの外国人参加者の姿も見られました。東京マラソンがスポーツツーリズムの一環として東京の観光都市づくりに大きな役割を果たしていると改めて感じました。

会場には、参加者をサポートするボランティアが至るところに配置されていました。東京都庁及び周辺では、手荷物、給水・給食、会場誘導などが行われていました。また、都庁前や道路に多くの仮設トイレが設置されており、イベントの大きさをこうした所でも感じました。

ごみの撤去

トイレに並ぶ選手達
参加者の手荷物は、トラックでゴール地点へ運ばれます

ミールサービスではバナナやドリンクを無償で配布

8時54分から、スタートセレモニーが開始され、陸連の横川会長や舛添要一都知事の挨拶、六本木男性合唱団ジグザグによる国歌斉唱などが行われ、9時5分に車椅子マラソンが、10分にマラソンがスタートしました。選手の緊張感や会場の一体感を感じました。

陸連横川会長と舛添知事

ジグザグによる国歌斉唱

車イスのスタート
一般のスタート
スタート後すぐにゴミなどの撤去

9時45分頃には、吉原修都議会議員と別れ、専用送迎バスに乗ってゴール地点の東京ビッグサイトに移動しました。ゴール会場も盛大で、東京マラソンのロゴが入ったバルーンが浮いていたり、選手のゴール時には東京消防庁による放水パフォーマンスが行われたり、司会の方々が会場を盛り上げたりしていました。

私たちがゴール会場に着き、しばらくすると車椅子マラソンのトップランナーが順にゴールし始めました。始めて車椅子マラソンを見たのですが、そのスピードと迫力に圧倒されました。車椅子マラソン女子は、日本人の土田和歌子選手が9連覇を成し遂げ、土田選手のパワフルな笑顔が印象に残りました。マラソンも、大学生選手の応援が多く、とても盛り上がっていました。

エチオピアのリレサ選手のゴールシーン。
後方では放水パフォーマンス。

今回は、普段入れないような場所に入らせて頂いたり、間近でゴールの様子を見させて頂いたりと貴重な経験をさせて頂きました。また、普段テレビでの観戦では知りえなかった、厳重な警備、大会を支える多くのボランティアの皆さん、関係機関のご苦労で東京マラソンという世界的なイベントが開催され、そして家族や友人を応援したり、沿道やゴール地点で繰り広げられるイベントを通じて、マラソンの参加者だけでなく、関わる多くの人たちに感動や夢を与えるスポーツの不思議な力を感じました。

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