「躍動の年へ!」(平成28年町田ジャーナル新年号 掲載)

 新年明けましておめでとうございます。

 昨年我が国は、戦後七十年の節目を迎え、改めて平和を誓い、世界の繁栄に貢献をしていく決意を表明しました。折りしも核廃絶に向けた世界情勢にあって、北朝鮮の水爆実験は絶対に許してはならない国際社会に対する挑戦であり、政府の強い姿勢を求めるものです。我が国は国際貢献を積極的に行い、各国との更なる連携を進め、世界の平和を確たるものにする姿勢を持ち続けることが重要です。

昨年、平和安全法制が国会を通過し、今後は自民党の党是である自主憲法制定に向けて、新たな国づくりへの挑戦の年としてスタートしなければなりません。

 これまで以上に我が国の社会構造の改革を進め、一億総活躍社会を実現し「GDP六百兆円」、「希望出生率一、八パーセント」、「介護離職ゼロ」の目標に向けて都議会自民党は目に見える具体的な施策を必ず進めてまいります。

 二〇二〇年オリンピック・パラリンピック東京大会は、かつて新幹線や高速道路など様々なレガシーを残した五十年前の前回大会のように、次代の日本に有益なオリンピック・パラリンピックのレガシーを必ず残します。新たに整備する競技施設は大会終了後にも有効に活用し、都民にとって貴重な財産として、次代に引き継ぐ事は私たちの大きな責任です。

 また、オリンピックはスポーツの祭典であると同時に、文化の祭典でもあります。オリンピック憲章にはスポーツと文化と教育の融合を謳っており、複数の文化イベントからなる文化プログラムを計画しなければならないと規定しています。

 大成功に終わったロンドン大会では、およそ十八万におよぶ文化イベントに四三〇〇万人が参加したと言われ、観光や地域振興に大きく寄与しました。来る東京大会に向けて様々な文化プログラムを用意し、日本文化の海外発信や観光振興と連携すると同時に、東京を訪れるすべての人に特別な体験をしてもらう、多彩で魅力的で誰もが楽しめる文化プログラムを、広く町田を含む都内全域で新年度以降開催してまいります。

 そして、こうした様々な取組を通じて、成熟した都市の姿を世界にアピールし、観光都市としての新たな産業の創造による持続ある成長と、安心・安全でゆとりある暮らしが実現できる二十一世紀の都市のあり方を示す必要があります。

 その為にも二〇二〇年オリンピック・パラリンピック東京大会の成功は、「世界一の都市・東京」を実現するために不可欠です。

 今年は、町田街道はじめとする都道や多摩都市のモノレールの実現への道筋を決定すると共に、消防署本町田移転後の中心市街地への消防出張所設置、南町田駅前交番・多摩境駅前交番の実現、境川や鶴見川等の水害対策および河川整備、医療等、介護、障がい者福祉、教育、子育て環境等をさらに充実すると共に、東京オリンピック・ラグビーワールドカップ事前合宿誘致等々、引き続き積極的に取り組んでまいります。

 今年も全力で働きますので、ご提案等をお寄せくださるようお願い致します。

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