「見える都政の力を町田へ!」 (平成27年町田ジャーナル新年号 掲載)

「見える都政の力を町田へ!」

東京都議会議員 吉原 修

 新年あけましておめでとうございます。今日まで市民の多くの皆様に大きなご期待をいただき、おかげさまで都政の最前線で活動出来ましたこと心から感謝申し上げます。特に都議会自民党の幹事長在任中は、都政史上に残る数々の出来事がございました。主なものを上げてみれば「参議院議員選挙」「IOC総会に出席し、東京オリンピック・パラリンピック招致決定」「伊豆大島の大災害」「知事の辞任と新知事の誕生」「雪害による都市農家の被害」「不規則発言問題」等々、実にたくさんの事象が有り、党の責任者として、また超党派で組織する議会運営の責任者としても感慨深いものがありました。  こうした様々な経験を基に、そして「苦難の時こそ、自ら汗を流せ」と云われるように、自分自身にこの事を言い聞かせながら、更なる都政の発展に全力を尽くす決意を新たに新年を一月一日より活動をスタート致しました。

 今年は戦後七十年の時を迎えます。いわゆる従軍慰安婦に関わる誤った報道に代表されるように、世界から厳しく非難されることのない、世界をリードする日本・東京を次の時代に繋げていかなければなりません。今やスポーツばかりではなく、日本特有の高度な精密技術をはじめ、文化・芸術、食やファッション、観光等々、様々な分野において世界の多くの国が日本に心を寄せています。先人が築いてこられた文化伝統を礎に、新たな発想と創造を組合せ、来たる東京五輪を大成功へと日本全体で導いて、継続性ある国づくりを進めていきたいものです。

 現在、世界の中でも国際的都市間競争が激しくなっています。専門家が評価した世界の都市総合ランキングで東京は第四位ですが、ロンドン五輪開催後のロンドン市は、ニューヨーク市やパリ市を超えて第一位になりました。来たる東京五輪を成功させて、日本の文化・経済の中心である東京も世界に認められるように、日本を先導する役割意識をはっきりと持ち、時代を見据えた政策を立て、豊な都民生活の向上に向けた新たな政策を実現して参ります。

 東京都は昨年十二月末に今後十年間の長期ビジョンを発表しました。長期ビジョンを策定するにあたって、党内でも検討を重ね、私も本部長を務める行財政政策本部をはじめとする五分野の政策本部を一昨年より立ち上げ知事に提言し、一緒になって作り上げました。この長期ビジョンは、医療、介護、子育て等の福祉に関わる政策をはじめ、防災、治安、中小零細事業への支援、観光等、大きく八項目の実に多岐に亘っています。こうした十年間ビジョンに沿って、私達の町田に都政の力を存分に注ぎます。

 昨年は、大戸踏切立体交差事業開始や三輪地区災害時応急給水槽設置、南町田駅準急停車・交番の設置決定、町田新消防署着工、小山陸橋開通等をはじめ数多くの結果を残すことが出来ました。更に今年は多摩境駅特急停車、町田消防署移転に伴う消防拠点空白地への分署設置、消防団への資機材助成、多摩都市モノレール・小田急多摩線延伸の早期実現、東京五輪及びラグビーワールドカップの事前合宿誘致等、上げればきりがない程課題が山積しています。今年も全力で働きますので、ご提案等をお寄せくださるようお願い致します。

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