「今後も都政の先頭で!」 (平成26年町田ジャーナル夏号 掲載)

「今後も都政の先頭で!」

東京都議会議員 吉原 修

多くの市民の皆様にご期待をいただき都議会の議席をお預かりして早一年。
 都議会自民党の幹事長として、又、各政党の代表で構成されている議会運営委員長として、人と様々な情報が集中する中、眼の前の事柄や中長期展望を見据えた都政の発展に全力を尽くした一年でありました。

 自民党政権が復帰し、私達都議会自民党は決しておごることなく、日本経済の回復に向けてこれまでの長い混迷と閉塞感の時を乗り越え、次の時代においても輝き続けられる東京の発展を創っていく強い決意を持っています。

 さて、都政には実に多くの課題が山積しています。

 関東大震災からの復興にあたった後藤新平に代表されるように、長い歴史の中で、都政の先人達は幾多の困難を乗り越えただけでなく、ピンチをチャンスにさえ変えて来ました。「転換期には先頭に立って汗を流せ!」。これこそ先人達からの教訓であり、私自身の信念に繋がっています。

 東京には私達の日々の生活に欠かす事の出来ない「医療と介護の連携」「子ども子育て支援」「障害者福祉」「自然災害から東京を守る高度防災都市づくり」「中小企業支援による景気回復」「教育」「エネルギー問題」等々多くの課題があります。様々な観点から東京の可能性・潜在力を見つめ直しながら、経済の活力を維持し誰もが安全で安心できる社会を築いていかなければなりません。我が都議会自民党は大項目五つの安全安心ビジョン、そして、同じく活力発展ビジョンの十の柱からなる「東京を世界で一番の都市に!」の政策を掲げ、会派内に五つの政策推進本部を立ち上げ私も行財政の本部長を受け持ち六十項目の政策の実現に向けて責任政党として、又、私自身都議会の先頭にたって役割を果しています。

 二〇二〇年には再び五十六年ぶりに東京でオリンピック・パラリンピックの招致を決定しましたが、私も昨年九月のアルゼンチンで開催されたIOC総会に出席できた数少ない一人です。議会人としてこの貴重な体験を基に、開催までの六年間で世界に賞賛される五輪を開催することは勿論のこと、大会後の継続性ある我が国、我が東京の発展に向けた取り組みを今から進めていく必要性を痛感しています。

 そうした中、我が党から発せられた本会議中での不規則発言は、人権侵害に値する発言であり、国民の信頼を損ねるなど重大な影響を及ぼした事誠に残念でなりません。本会議最終日では冒頭異例な議長の粛清の発言があり、又、会議規則、議会運営ルール等を遵守し、今後二度とこのような事が起きないよう議会の信頼回復と再発防止に努める事を決議しました。都政、都議会が築いてきた国際都市としての権威や首都東京としての役割を必ず都民の信頼の基に果してまいります。

 そのためにも、私自身が市民の皆様からゆるぎない、信頼をいただけますよう「町田の発展なくして、東京の発展なし!」の初心を忘れることなく町田の課題にも東京都の力を注ぐ役割を私自身が果して参ります。

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