「次代への投資を最大限に!」(H29年1月25日 町田ジャーナル掲載)

「次代への投資を最大限に!」

 新年あけましておめでとうございます。

 日頃から都政活動に実に多くの市民の皆様から様々な場面で、ご提言やご指導をいただきましたこと心から感謝申し上げます。

 昨年は、国内はもとより、世界中で政治や経済、自然災害等、私達の生活に関わる数多くの想像もつかない出来事がありました。
今、正に何が起きても不思議ではない時代です。そして次々に新たな課題の変わり様のサイクルが一層生まれています。

 だからこそ、過去に学び、今を直視して、未来を確かなものにする姿勢を自ら常に問うことを忘れてはならないと自問自答する毎日です。二〇一七年、市民のみなさから信頼される活動を貫きたいと決意を新たに元旦からスタートさせていただきました。

 東京都には、子育てや障がい者・高齢者対策、経済的格差解消対策、中小企業育成、医療、街づくり、教育等々、課題が山積しています。加えて、豊洲新市場、オリンピック・パラリンピック東京大会に向けての準備は都民の皆様の関心が特に高い大きな課題です。

 今更ではありますが、東京は世界の都市の中で最も巨大な都市です。国内総生産は主に各国の経済を総合的に把握するための一指標ですが、世界第一はアメリカ、そして二位は中国、三位に日本の約490兆円と続き、各国と比較すると東京都は約95兆円で世界第十六位に位置するほどの経済大都市です。

 だからこそ東京の利を生かし二元代表制の各々の役割をしっかり発揮しながら、首都東京の威信にかけて短時間で具体的にこれらの課題を解決していかなければなりません。
また、都市間競争が激しい今日にあって、町田の発展こそ周辺市との連携を密にしながら広域に推めなければならない新たな時代になりました。特に商工業、交通・インフラは町田にとって重要課題です。

 都道の拡幅や小田急線の延伸は勿論のこと、多摩都市モノレールの多摩市から町田駅までの延伸は町田市にとっても、多摩振興の視点からも更なる発展に向けて将来への生命線とも云うべき重要整備路線です。そこで特にスポーツ公園としての役割を担う陸上競技場を経由する等、新たなモノレールルートの新路線構想として私自身の案を提案し都や市が検討をスタート致しました。

 更には、予測のつかない自然災害等への備えは大変重要です。町田消防本署移転に伴い空白地となる町田地区の消防拠点の新設に向けて、東京消防庁の理解はすでに得ていますが、場所の選定を早期に決定する作業を進めてまいります。

 今後も引き続き誰もが住みたい街・町田の創造に向けて、保育園・特養ホーム待機者解消、観光・スポーツ・イベント誘致によるにぎわい創造、中小零細事業者支援、相原駅前整備と大戸踏切立体化早期実現、尾根幹線の相模原延伸、鶴川駅南口整備、南町田駅周辺再開発の促進と急行停車、小中学校の施設充実、河川整備、治安・防災対策等々多岐に亘る課題に対し「次代への投資」として具体的な策を実施、実現すべく誰よりも積極的な活動を展開しています。

(H29年1月25日 町田ジャーナル掲載)

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