2014年12月31日水曜日

師走のご挨拶

 今年一年皆様におかれましては、様々な困難を乗り越えお迎えいただいた師走のことと存じます。

 私自身も都政活動を通じ特に縁の深い多くの方々に支えられ、元気一杯で活動を続けさせていただきましたこと、心から感謝を申し上げます。

 今後も熱いご期待にお応えすべく真摯に、そして既成の枠にはまることなく「東京が世界一の都市」を目指して全力を尽くしてまいります。

 時節柄、くれぐれもご自愛いただき、新たな年をお迎え下さいますようお祈り申し上げます。
 本当にありがとうございました。


原町田5丁目町内会、年末の交流会でお餅をつかせて頂きました


2014年12月29日月曜日

野津田でキャノン対東芝、ラグビートップリーグの試合が行なわれました。




本日は野津田グラウンドで、ラグビージャパントップリーグの試合が行なわれました。
ホームタウンのチームとして、小野路に本拠地のあるキャノンイーグルスが東芝ブレイブルーバスを迎えてのゲームです。前半戦はキャノンもがんばってくれましたが、結果は残念ながら現在リーグ2位につける東芝に対して10対31の完敗でした。

約3000人を越えるお客さんを向かえて盛り上がったゲーム、今後も期待しています。

2014年12月16日火曜日

鶴見川桜堰の改修に向けて

以前に防災面から改修した、桜堰ですが、機能面での不具合があり改修を行ないます。
住宅地と農地が接しており、農業が行なえる環境を整えつつ河川の災害対策をしっかりと行なわなければならないところが都市部農業の課題になってます、

来春の田植えに間に合うよう堰を改修し、安全に水が引ける環境を整えます。

水利組合の皆さんと改修に向けて打合せ

災害時に河川が溢れないようにしながらも、田んぼに水を引く設備を設置

2014年12月15日月曜日

町田リトル・リトルシニア卒団式がおこなわれました!

リトル7名、シニア25名の選手が、卒団されました。
硬式球を使用した少年野球団として世界で組織を持ちワールドワイドな活動が特徴です。
子ども達が普通に米国メジャーリーグのチーム入団を目指す時代ですから、その活動に期待が持てます。






2014年11月5日水曜日

多摩境駅、エレベーター設置と特急停車実現に向けて京王電鉄へ要望

小山地区町内会自治会連合会の役員さん、
佐藤伸一郎市議とともに、京王電鉄に要望

11月5日、京王電鉄本社にて、小山連合町内会役員の皆様、地元の佐藤伸一郎市議会議員、多摩境駅の利便性向上にむけて、特に2つの要望を行ないました。

平成3年多摩境駅が開業して以来、小山・小山ヶ丘地区の人口は急激に増加し、それに伴い乗降客も増加の一途をたどりました。現在では周辺地区の開発も進み人口およそ3万人、一日あたりの乗降客1万8千人を越えるまでになり、更なる利便性向上にむけての取り組みが急がれております。

バリアフリー化に向けて、地上階と改札階をつなぐエレベータの設置と改札前広場活用等を要望
地上階にあるロータリーからは、階段でないと改札階に行くことができず、車イスやベビーカー利用者はじめ、エレベータの設置を強く求められております。エレベータの最適な設置場所についてお願いと協力を要望したところ、快諾をいただきました。

多摩境駅への特急停車を要望
小山・小山が丘地区の更なる発展に向けて、多摩境駅への特急停車実現に向けた要望をいたしました。

その他、機能的で美しい多摩境駅をめざして、地域と一体になって京王電鉄さんにも協力をいただけるよう、お願いをしてまいりました。



南多摩尾根幹線、小山陸橋が交通開放

地元佐藤伸一郎市議会議員と。


11月9日より、南多摩尾根幹線の町田街道側、小山陸橋が交通開放されます。平成19年度からはじまった工事も地域の皆様方にご理解を頂き、協議調整を続けてまいりました。ようやく工事も完了し、無事開通しましたことは感無量です。

南多摩尾根幹線は多摩川原橋を起点に稲城市、多摩市、八王子市、町田市と縦断し町田街道まで16.6Kmの都市計画道路です。

9日の交通開放に先立ち、5日には、地域の皆様と一緒にわたり初めを行いました。道路完成まで多くの皆様のご協力を頂きました事に、改めて感謝申し上げます。

相模原市道と町田市(南多摩尾根幹線)連結を、一日も早く進められるよう、地元佐藤伸一郎市議会議員ともに東京都と相模原市との折衝に汗をかいています。




地域の皆さんと、小山陸橋の渡り初め

2014年10月14日火曜日

宮崎章先生旭日中綬賞受章

26年度春の叙勲を立川市議を経験して、都議会6期つとめられた前都議会議員の宮崎章先生が栄えある旭日中受綬をご受章され祝賀会が盛大に開催されました。
私自身の都政活動の師として尊敬しているお1人です。
永年にわたり立川市だけでなく東京全体に議会活動を通じて数々のご功績を残され、今尚、
地方政治の重鎮として活躍されておられるお姿に時折触れさせて頂き活力が湧いてきます。

2014年10月8日水曜日

町田消防署移転について、説明会を開催。あわせて同地域への消防出張所設置を強く要望。

深瀬町田消防署長、榎本町田市総務部長、
藤田町田市防災担当部長出席の下、説明会を開催


中町にある町田消防署において、近隣の町内会・自治会および商店会の皆さんに対し、町田消防署の本町田移転について説明会を要請し開催致しました。大勢の皆様に御出席をいただき関心の高さが伺えました。

あわせて、中町から本町田へ移転後の同地域へ、消防出張所等の設置の要望をいたしました。出張所設置には、町田市が用地を確保していただき、東京都が建物の建築、消防車・救急車をはじめとした資機材、人員等を配置します。

平成29年度には現在中町にある町田消防署は移転を予定しておりますので、それまでには消防出張所設置に向けて、地元熊沢あやり市議、三遊亭らん丈市議、渡邉げんたろう市議とともに汗をかいてまいります。

大勢の参加者から、多くのご意見をいただきました


2014年10月5日日曜日

旧緑ヶ丘小学校解体現場を活用した、大規模災害を想定した、救出訓練を実施


雨の降りしきる中、旧緑ヶ丘小学校にて、倒壊現場を想定した大規模救出訓練をおこないました。町田消防署、町田市消防団、町田市建設業災害対策協議会、災害ボランティアのみなさんが参加しました。

この訓練は旧緑ヶ丘小学校の解体工事を行なっている機会をとらえて、東京消防庁が中心となって行なわれました。写真を見ていただければわかるように、実際の災害現場のようにがれき等が溢れております。あいにく天気は雨でしたが、そのぶん緊張感ある訓練になりました。

いつ起こるからわかならい災害に備えて準備する事は大切です。
消防署はもちろんのこと、消防団のみなさんはじめ多くの市民ボランティアの皆様に新ためて敬意を表します。


旧緑ヶ丘小学校解体現場を活用して訓練は行なわれました

町田市建設業災害対策協議会による重機を活用した救出訓練


重機で大きな瓦礫を撤去した後は、
消防隊が大きな声で呼びかけながら生存者を捜索


半壊した建物のそれぞれの階でも救出訓練が行なわれました


災害ボランティアによる狭い空間での負傷者救出

救助犬も訓練に参加

講評のあいさつでは、参加者皆さんの
真剣な取り組みに感謝を申し上げました

2014年9月25日木曜日

悲願の市民や消防団の訓練等の施設を併設した新町田消防署、建設がスタートします。


新町田市消防署(完成イメージです)

老朽化した中町にある町田消防署の建替えと消防団や地域自主防災組織等の市民防災拠点等の新設を提案し、いよいよ来年度着工させて頂きます。私自身の活動が実り、町田消防署の移転と「災害対応拠点・市民防災拠点」の併設を決定させていただきました。

いよいよ、現中町から本町田の旧緑ヶ丘小学校跡地移転に向けて、本日町田消防署の建設説明会が開催されました。

   H26年7月~H27年2月  旧緑ヶ丘小学校 解体工事

   H28年1月~H29年9月  新町田消防署 本体建築工事

   H29年10月~11月  外溝工事、付帯設備設置工事他

   H30年初頭  新町田消防署 運用開始予定

   ※当初はH31年運用開始予定でしたが、工期短縮を要請し、H29年度中の運用ができるようにになりました。

新町田消防署は、東京都内でも最大級の施設となり、42万人を越える私達町田市の安全安心の暮らし守ります。隣接する木曽山崎スポーツ広場は、広域災害時のヘリポートとしての運用も提案し、決定させていただいております。町田市が大災害に見舞われた時などには、県外からも含めた車両や物資はじめ応援部隊受け入れの拠点となります。

新町田消防署には、市民による防災研修拠点、消防団の訓練や操法大会、将来的には出初式なども開催できるよう町田市の総合防災・災害対応拠点として位置づけ、安全安心の街づくりを更に進めてまいります。

2014年9月19日金曜日

【インターンレポート】2014年9月19日町田市総合防災訓練を見学して

【インターンレポート】2014町田市総合防災訓練を見学して

吉原修事務所 学生インターン 帝京大学2年 村井杏奈

2014年8月31日、芹が谷公園をメイン会場に行なわれた、町田市総合防災訓練を見学しました。

母校の中学が近くという事もあり、同級生やその家族など、多くの知り合いにあいました。それぞれ地元の町内会の防災訓練の一環として、メイン会場に訪れたという事でした。

会場では、防災関係機関による展示や、消火器による初期消火や起震車などの体験、そして消防隊はじめ関連機関が連携して倒壊家屋からの被災者救出等の実際の災害を想定した人命救助の合同演習がありました。

実際の災害を想定した救助訓練
緊迫した空気につつまれていました



今回の訓練を見学して一番驚いた事は、今まで、防災訓練といえば、訓練を主催する行政と、参加する市民の二者によって行なわれているものだと思っていましたが、実際には、各種業界団体やボランティアの方々が参加してる事でした。

例えば炊き出し訓練といえば、行政側が準備して、行政又は町内会(市民)が、実際の炊き出しを行なう(炊き出しの訓練をする)、という形式だと思っていました。

しかし今回の訓練でお米の炊き出しをしているのは、お米屋さんの組合(町田市米穀小売商組合)でした。一見すると自衛隊が専用の炊き出し車両でカレーを作るなど、よくテレビ等の報道で見られるような光景でしたが、よくよく話を聞くとお米を炊いているのはお米屋さんの組合で、自衛隊は給食車両でカレーを作り、連係してカレーライスを被災者に配布するという訓練でした。

お米屋さんの組合による炊き出し
(町田市米穀小売商組合)


医療機関に従事する医師や看護士が災害時に活躍されている姿はよく報道等でよく見ますが、こちらもよく見ると、歯科医師や薬剤師、柔道整復師の団体も参加していました。

消防隊はじめ、自衛隊、消防団、医療関係団体はじめ
様々な団体が連携して救助にあたっています


広域の災害時などは、自分が被災した地域に必ずしも消防や自衛隊(行政)が到着するとは限りませんので、今回こうした市内の民間業界団体が災害協力をされている姿をはじめて拝見し、大変心強く感じました。

特に驚いたことが、建設業者さんが集まり、災害時に備えた組織を作っていることを初めて知りました。

一般社団法人町田市建設業協会災害対策協議会という形で組織されており、町田市内でお仕事されている建設に携わる会社、土木や水道、建築、造園等、特に専門の重機を所有していたり、免許や技術をお持ちの会社の皆さんが、積極的に集まり組織されているとのことです。

合同演習では、日頃の技術を発揮され、人が閉じ込められた車両の上に覆いかぶさる電柱や倒木を、小型のパワーショベルカー?を駆使し取り除くという作業を、レスキュー隊が到着する前に行なうという演習でした。
専門技術を生かし、車両に覆いかぶさる瓦礫を撤去
町田市建設業協会災害対策協議会

確かにレスキュー隊が到着しても、人の手では動かせない瓦礫などが覆いかぶさっていれば、救出はできないでしょうし、消防隊もそうした機材を必ず持ち合わせているとは限りません。考えてみれば、そうした専門的な車両や機材、技術を持った会社が、市内各地にあるわけですから、万が一の時には本当に心強いです。

土木工事の会社を経営さている協議会の副会長さんにお話を伺いました。

「私達の団体は町田市で事業を営み、普段は道路や河川、上下水道工事、建築などのインフラ整備の仕事を通じて、町田の街づくりに関わりを持たせていただいている会社で組織しています。協議会設立のきっかけは、命がけで私達の生命財産を守っていただいている消防隊のみなさんは勿論ですが、地元の消防団や医師会はじめ各業界団体や町内会の役員の皆さんなど、ボランティアで汗を流している姿を見て、我々も何かしなければと想い、最初はは有志の数社で災害時の対応について議論した事がきっかけです。」

「私の会社は土木工事の会社ですが、やっぱり会社で整備した道路は自分の子供のようにかわいいですし、自分が道路を仕上げたという誇りもあります。しかし、大災害というものはそうした物を一瞬で破壊してしまいます。道路が壊れたりがれきで塞がって通行できなくなったら、いち早く元通りに通行できるようにしたいと強く思っています。」

「今日の演習でも行ないましたが、人命救助するような場面においても、消防署や関係機関と連係して後方支援として私達の技術や経験が何かお役に立てられればと思っています。今回こうした演習を通じて、実際に瓦礫撤去などの実動の部分の訓練もももちろん大切ですが、町田市や消防署との連絡体制などの連係がしっかり確認できた事が収穫です。」

建設業界をはじめさまざまな団体が参加

また、事務局長さんにお話を伺ったところ、今日の訓練のような大災害時での役割も大切ですが、台風などでの倒木撤去の対応やゲリラ豪雨などでの河川増水時の水防対応、記憶に新しいところで言えば今年2月の大雪のような時なども、市内各地でいち早く除雪作業をされていると聞き大変驚きました。

防災の日は大正12年9月1日の関東大震災にちなんで、この日が制定されたと聞いて言います。10万人を越える方がお亡くなるという、未曾有の大災害が私達の東京であったわけですし、東日本大震災でも、町田にいながらでも、電話が繋がらなかったり交通網が麻痺したりしました。町田駅前の商店街の電気がすべて消えてしまい、普段ではありえない、真っ暗闇につつまれた原町田大通りを見た時のなんともいえない恐ろしさはいまでもはっきり覚えています。

吉原修都議は、「自然災害の発生自体を防ぐ事は不可能だし、広域で起こる大災害では、行政の機能でさえも損なう可能性があるので、万が一に備え、自助共助が大切である。自分自身や家族を守るために日頃から災害に備えるとともに、町内会活動やご近所づきあいを通じて、自らの地域を守る意識を持っていただく事が、減災につながっていく。共助に対する活動の支援は、地域の底力事業などの施策を今までにも提案し、実現してきた。これからも様々な施策を提案していく」と常々お話されています。

最後に、東日本大震災以降、大規模災害での一般ボランティアの方々の被災地での応援活動をテレビを通じて拝見しますが、地域の中でもこうした多くの団体が万が一の災害に向けて私達の町田の街を守っていただいている事に感動すると共に、ありがたい気持ちで一杯です。改めて感謝を申し上げます。



車両から救出した負傷者を現場で救急処置

消防隊による消火演習

女性の消防団員による負傷者搬送



2014年9月15日月曜日

町田の丘学園仮設校舎建設工事スケジュールについて

PTAはじめ関係者の皆さんと教室不足解消に向けて東京都に強く求めてまいりましたが、9月11日の地元への工事説明会も終了し、いよいよ、仮設校舎建設に向けてスタートしました。来春には工事完了し仮設校舎の運用が始まります。
野津田での新校舎は来年度予算で決定しH27年4月より設計、遅くともH31年4月からの運用を目指します。


町田の丘学園仮設校舎完成イメージ(旧忠生第五小学校跡地)
鉄骨造2階建て、グランドや遊具も整備されます



工事に向けての地元住民説明会



2014年9月10日水曜日

【委員会】平成26年9月10日 第三回定例会 オリンピック・パラリンピック推進対策特別委員会

◯吉原委員 二〇二〇年のオリンピック・パラリンピックの開催が東京に決定して以来、ちょうど一年になるわけであります。この大会は、世界中から寄せられた厚い信頼あるいは信用の上に成り立った東京開催であろうかと思います。
 これまで開催されたどこの都市よりも、世界中から多くの外国人に東京を訪れていただいて、そしてまた、東京に触れていただいた人たちが暮らしたい日本、そして東京を感じていただけるような、さらには、この大会を機に、開催後も、東京、日本にとって継続性ある発展につながり、世界中からも最も絶賛される大会にしなければならないと思っています。
 あと六年で本番を迎えるわけであります。しかしながら、テストイベントまでは五年しかありません。二〇二〇年大会を史上最高の大会とするための推進役として、都議会は、会派を超えて常に前向きに、都民、国民の皆様に全面的なご賛同をいただけるよう議論を尽くしていかなければならないと思っています。
 さて、舛添知事は、第二回定例会の所信表明におきまして、二〇二〇年オリンピック・パラリンピック大会の会場計画の再検討を行うと表明されました。また、都民の信頼に応え、将来にわたり、この東京をさらに発展させていくことを第一として検討を進めるべきとの我が党の代表質問に対しまして、レガシー、都民生活への影響あるいは整備費高騰の懸念への対応といった視点から見直しを行うと答弁いたしました。
 これらは、いずれも開催都市としてきちんと検討しなければならない重要な視点であろうかと思います。開催都市の長として、大会組織委員会、IOC、国内外の競技団体、さらには地元自治体など関係者との調整も多くて、難しいかじ取りが求められる中ではありますけれども、大会準備に支障を来さぬ早い段階で再検討を決断したことを評価しています。
 再検討の表明から三カ月、都におきましては精力的に検討を行っていただきまして、先日の当特別委員会の報告では、今回は三施設について歩を進め、基本設計に着手することとしたとのことでありました。残りの施設についても鋭意検討を進めるところであろうかと思います。
 そこで、まず初めに、第二回定例会で会場計画の再検討を打ち出しまして、現在検討を進めているところだと思いますけれども、改めて会場計画の再検討の意義について伺います。


◯中嶋オリンピック・パラリンピック準備局長 オリンピック・パラリンピックは、世界最高の国際競技大会であるだけでなく、開催都市の社会や文化に大きな変革をもたらします。それゆえに、会場計画が、アスリートに最高の競技環境を提供することはもちろんでございますが、何よりも、大会後、東京で生活する都民へ最高の財産をもたらす計画でなければなりません。
 今般の会場計画の再検討は、そのような大会を実現すべく、レガシー、都民生活への影響、整備費高騰などの視点を踏まえ、現実妥当性に照らして改めるべきところは改め、招致段階の計画を最適、最良の計画へとブラッシュアップさせる重要なプロセスであると考えております。


◯吉原委員 先般、二〇一二年大会が行われましたロンドンの現状を中嶋局長が視察をしてこられたということは承知しております。
 当特別委員会の委員長でもあります高島委員長も、私費でロンドンに赴きまして、それぞれのレガシーも含めた会場も含め、視察をしてこられました。
 そのことも我々もお聞きをいたしまして、なるほどなと思うところもあったり、これからますます短い期間の中でしっかりやっていかなきゃならないなということを実感したわけであります。
 会場計画を再検討していく上で、局長が直近の大会開催地であるロンドンを視察してきたことは大変有意義なことであったと思いますけれども、そこで、局長に、今回のロンドン視察を会場計画の再検討にどのように生かしていくのか伺いたいと思います。


◯中嶋オリンピック・パラリンピック準備局長 私は、八月三日から七日までロンドン出張の機会を得まして、オリンピックパークの現状や競技会場の活用状況などを視察してまいりました。
 二〇一二年のロンドン大会は、失業や貧困、犯罪などの問題を抱えたロンドン東部地域を再生する起爆剤とすることが大きな目標とされまして、新設の競技施設もオリンピックパーク内に集中的に配置され、面的な開発が行われました。
 このように、ロンドンでは東京と状況が異なる面がありますけれども、大会後もオリンピックパーク内のさまざまな競技施設がレガシーとして有効活用されているほか、ヨーロッパ最大級といわれるショッピングモールがつくられ、多くの人々でにぎわうなど、大会後のまちづくりという点におきまして一定の成果を上げていると感じました。
 また、ロンドン大会の関係者と、競技会場の見直しの実例や後利用を踏まえた競技会場とすることの重要性、そして、スポーツの裾野の拡大を初めとした大会のレガシーなどについて意見交換を行い、大会を契機とした都市問題の解決やレガシーを重視した取り組みなど、二〇二〇年大会の参考となり得る貴重な示唆を得ることができました。
 二〇二〇年大会の会場につきましては、こうしたロンドン大会での取り組みや会場見直しの例も参考にしつつ、東京の社会的状況や東京が独自に持つ強みなどを踏まえた視点から、大会の成功はもとより、大会終了後、広く都民共有の財産として末永く利用されるように、引き続き再検討を進めてまいります。


◯吉原委員 ぜひこれまでロンドンで視察をされてきたことを東京開催の大会にも生かしていただきたいなというふうに思います。
 第二回定例会で再検討を表明して以来、会場変更について、具体的な競技名や施設名などを挙げての報道が数多くされました。競技等によっては、会場の変更について競技団体と合意ができたような報道もあったわけであります。
 先日の報告で、現在も再検討が進行中であることはわかりますが、この間、どのような検討を行ってこられたのか伺います。


◯根本オリンピック・パラリンピック準備局競技担当部長 会場計画の再検討に際しましては、近隣県までを含めた既存施設の活用、環境などに配慮した会場設計、整備工法の見直しによる整備費の圧縮の三点を具体的な検討事項といたしまして、全ての競技会場について検討を進めてまいりました。
 既存施設の活用につきましては、都内及び近隣県にある国内、国際大会等の実績のある施設や、ある程度の規模を有する施設を可能な限り洗い出し、観客収容数や運営に必要なスペースなど、オリンピック・パラリンピックの各競技の会場として求められる基準、要件に照らし合わせ、活用可能な施設の調査を行ってまいりました。
 環境などへの配慮につきましては、現計画での施設整備を進めた場合の予定地及び周辺の環境に及ぼす影響、現存施設やその利用者への影響などを整理し、競技に求められる基準や運営に必要な機能を損なうことなく、その影響を軽減することができるような会場設計の工夫について検討を重ねてまいりました。
 整備費につきましては、予定地の現況や施設内容の詳細についての検討、調整とあわせて、海外を含めた類似施設の事例などを広く情報収集を行い、より適切な整備工法について研究してまいりました。


◯吉原委員 ただいまご答弁いただきましたけれども、近隣県までを含めた既存施設の活用、あるいは環境などに配慮した会場設計、整備工法の見直しによる整備費の圧縮の三点を具体的に検討を進めてきた、こういうことでございますけれども、行ってきました検討作業において、それぞれどのようなことが見えてきたのか伺います。


◯根本オリンピック・パラリンピック準備局競技担当部長 既存施設の活用につきましては、競技を行うコートなどのスペースはあっても、オリンピックで求められる観客収容数や運営スペースなどを同時に満たす施設は極めて限られていること、市街地等にある施設においては、周辺に仮設施設のためのスペースの確保、増設も困難であることなどの状況が明らかになりました。
 環境などへの配慮につきましては、現計画では公園内に整備する施設も多く、整備内容によっては自然環境や園内の諸施設等に影響が出る場合もあり、今後、施設レイアウトや設計について、より精緻な検討を行うことの重要性が見えてまいりました。
 整備費につきましては、国内外の競技団体とも協議しながら、競技要件を損なわない範囲で整備工法の見直しを検討しておりますが、さらに、今後、基本設計などを進める中で、整備に際しての与条件なども明確となり、整備費縮減につながる、より適切な整備工法を絞り込んでいくことができるものと考えております。


◯吉原委員 今ご答弁いただきました、具体的な検討について進んでいることがわかったわけでありますけれども、引き続き、各会場の状況に合わせた丁寧な検討を進めていただきたいと思います。
 さて、さきの報告では、基本設計に着手するという施設が三つありました。本年度基本設計の予算が計上されている施設でありますけれども、これら三施設について基本設計に着手するに至った検討の経過について改めてお伺いをしたいと思います。
 まず、海の森でのボート会場であります。
 この会場につきましては、整備費が招致段階の想定を相当程度上回るとの報道がありました。まさに整備費の高騰が懸念されているわけであります。
 本来は、一九六四年の東京大会、第一回がございましたけれども、そのボート会場であります戸田などが使えれば本当はいいんだろうと思います。しかしながら、残念ではありますけれども、二百メートル以上を求められている水面の幅が戸田では九十メートルしかない、こういうことでございまして、現在の国際基準には満たないというふうに伺っています。
 さきの報告で、活用可能な既存施設は存在しないとされたわけでありますけれども、実際にどのような検討をしたのか伺います。


◯荒井オリンピック・パラリンピック準備局輸送担当部長 ボート会場の再検討に当たりまして、国内の主要なボートコースや会場整備が可能と考えられる湖などの水面を候補地として、施設の現況、周辺敷地の状況、選手村からの距離、利用可能な宿泊施設や交通機関等について幅広く検討いたしました。
 その結果、オリンピック会場とするには、いずれも大規模な追加整備や陸域に施設を配置するための用地買収が必要なことが判明いたしました。
 また、選手村からの距離が遠い場合、別途、分村が必要となりますが、分村として利用可能な宿泊施設が存在しないなど、いずれも代替施設とするには解決困難な大きな課題があることが明らかになりました。
 一方、現計画地であります中央防波堤東西水路につきましては、オリンピックのボートコースとして必要な延長や幅を満足するばかりでなく、防波堤と埋立地との間に残された水路であることから、利用しやすい長方形の水面であること、施設を整備する陸域が全て都有地であることなどの利点があることが改めて確認されました。
 こうした検討を経て、二〇二〇年大会のボート会場は、海の森水上競技場に代替可能な既存施設は存在せず、整備費の圧縮等を具体的に検討するためにも、基本設計に着手すべきとの結論に至りました。


◯吉原委員 今のお話で、必要な条件を満たす代替施設はないだろうと、こういうことだろうと思います。しかし、現計画地での会場整備には、整備費高騰の懸念が依然残っているわけであります。
 そうした中、基本設計に着手するということでありますけれども、整備費についてはどのような対応を考えているのか伺います。


◯荒井オリンピック・パラリンピック準備局輸送担当部長 海の森水上競技場には、当初想定していた規模を超える周辺施設の移設など、整備費の増要素があることは事実であります。
 現在、オリンピックの競技要件を満たしつつ、極力整備費を抑えられるよう、競技団体の意見も聞きながら、施設レイアウトの変更などを検討しております。
 今後、より具体的な工法等の検討を基本設計の中で行い、整備費の圧縮を図ってまいります。


◯吉原委員 次に、水泳会場について伺います。
 さきの委員会では、都が新設するアクアティクスセンターに関して報告がありました。この辰巳エリアでは、アクアティクスセンターに隣接して、大会組織委員会が仮設する水球会場が計画されております。組織委員会が再検討を行っているということもお聞きしているわけであります。
 また、既存の辰巳国際水泳場も、練習会場として活用される計画となっています。
 しかしながら、都は、みずから新設するアクアティクスセンターだけを考えればいいということではないと思います。このエリアは、仮設会場や既存の水泳場の有効な活用といった課題もあることですから、役割分担もあるんでしょうけれども、組織委員会との連携が重要だと考えていますけれども、見解を伺います。


◯小野寺オリンピック・パラリンピック準備局施設整備担当部長 競技会場の整備に関しましては、原則として、都民、国民の財産となる新設施設を都及び国が整備をいたしまして、仮設会場や既存施設を活用する会場につきましては、大会組織委員会が所管するという役割分担で準備を進めております。
 一方、競技会場の再検討には、新設、仮設といった施設区分にかかわらず、エリア全体を見渡す観点も重要でございます。このため、都は、大会組織委員会との密接な連携のもと再検討を進めておりまして、IOCを初め国内外の競技団体との調整も協力して行っているところでございます。
 引き続き、全体としてよい計画となるよう、連携して取り組んでまいります。


◯吉原委員 水泳は、オリンピックにおいて人気競技であります。そしてまた、日本にとってはお家芸だ、こういわれてきた競技でもあります。
 テレビでごらんになった方もおられると思いますけれども、先月は、オーストラリアで開催されましたパンパシフィック選手権大会を見ても、日本チームは史上最多の七個の金メダルを獲得する快挙を成し遂げたわけであります。
 二年後のリオにおきましても、そして二〇二〇年東京オリンピックで活躍が期待される若手選手も、着実に今育ってきているわけであります。
 新設、仮設、既存、いずれの形であっても、彼らのオリンピックにかける思いをさらにかき立てるようなすばらしい会場を整備していただきたいと思います。
 最後に、バレーボール会場となる有明アリーナについて伺います。
 さきの報告では、基本設計に着手するとのことであります。どのような検討を重ねてこられたのか改めて伺います。


◯小野寺オリンピック・パラリンピック準備局施設整備担当部長 有明アリーナは、既存の国立代々木競技場や東京体育館同様、国際大会を含むスポーツの大会やイベントなどに利用され、臨海部における新たなスポーツの拠点となることを想定しております。
 予定地であります有明北地区は、都心やお台場エリアにも近く、大会後の利用も十分見込める立地でございます。また、予定地は現在未利用の埋立地でございまして、整備に当たって、都民生活に大きな影響を与えることは想定されず、速やかに会場整備を進めることが可能というふうに考えてございます。
 こうしたことから、有明アリーナにつきましては、基本設計に着手し、大会後に想定される利用方法等を踏まえた検討を行うこととしたものでございます。


◯吉原委員 有明アリーナの基本設計に着手する意味については、よく理解をいたしました。
 しかし、同じく大規模アリーナとして建設予定の夢の島ユースプラザ・アリーナ、これはA、Bあるわけであります。その夢の島ユースプラザ・アリーナは有明アリーナに近接しているわけでございまして、大規模な三施設がこの臨海部に併存する、こういうことになるんだろうと思います。
 ユースプラザについては引き続き検討するとしているわけでありますけれども、どのような課題があると考えておられるのか見解を伺います。


◯小野寺オリンピック・パラリンピック準備局施設整備担当部長 夢の島ユースプラザ・アリーナA、Bに関しましては、理事ご指摘のように、臨海部に大規模な三施設が併存いたしまして、大会時の座席数では合計四万席にもなるため、これらの施設を大会後に適切に利用、管理できるかという点を十分検討する必要がございます。
 また、後利用の懸念に加えまして、現存する東京スポーツ文化館の廃止、撤去が必要となるほか、建設予定地が夢の島公園及び公園に隣接する旧江東清掃工場跡地であることから、清掃工場の地下構造物の処理など、さまざまな課題があるというふうに考えてございます。
 このため、夢の島ユースプラザ・アリーナA、Bにつきましては、既存施設の活用と現計画の両面で検討を継続することとしたものでございます。


◯吉原委員 オリンピック・パラリンピックのレガシーとして、将来世代の財産となる新たなスポーツ施設を整備する、このことは非常に重要なことだと思います。
 しかしながら、都内には、ハンドボール会場となる代々木の体育館もあるわけでございますし、また、テニスで利用される有明コロシアム、さらには卓球会場となる東京体育館などもあるわけでございまして、比較的規模の大きなスポーツ施設が既に存在していることもまた事実であろうかと思います。
 こうした状況もありますので、これまでの検討を踏まえて幅広く、進めるべきものは進めて、その他のものについては、都民の理解を得られる会場計画となるよう、引き続き十分な検討を行ってもらいたいと思います。
 ここまで、三つの会場について伺ってまいりました。
 続いて、全会場に共通すると思われる、先ほども整備費の問題がございましたけれども、整備費高騰の懸念についてお伺いをさせていただきますが、オリンピック・パラリンピック開催準備金の四千億を超えるのではないか、こういうふうに報じているメディアもありました。
 整備費については、都民の関心も非常に高いものだと思っているわけでございます。この課題についてどのように考えているのか伺います。


◯荒井オリンピック・パラリンピック準備局輸送担当部長 施設整備費につきましては、立候補ファイルにおいて東京都負担分を千五百三十八億円としておりますが、これは、IOCの求める形式に従って、会場となる施設本体の整備費を計上したものでございます。
 二〇二〇年大会に向けての施設整備に当たっては、本体工事費以外の調査費、設計費や周辺整備費のほか、ボート会場についてご説明したような、当初想定していた規模を超える周辺施設の移設費等も必要となります。また、近年の建設物価の高騰や消費税の増税等の外的な要因もあり、これらの増要素にどのように対応するかが大きな課題であります。
 現在、既存施設の活用や整備工法の工夫など、整備費圧縮の可能性について多角的に検討しております。
 現時点では、個々の会場の再検討を行っている段階で、整備費につきましてご報告できる段階ではありませんが、今回、基本設計に着手し具体的な検討を進める三施設を初めまして、引き続き整備費の圧縮に取り組んでまいります。


◯吉原委員 整備費につきましては、再検討の中で、さまざまな観点で圧縮の努力をしていただいているようでありますけれども、何といっても都民の皆さんに理解をいただけるような、そういった状況を、ぜひ工夫しながら努力をしていただき、十分にこれからも検討していっていただきたいというふうにお願いをしておきたいと思います。
 まだまだ検討すべき課題はたくさんあります。競技会場計画の再検討には、競技団体の理解を得ることが重要であります。その点についても十分な調整を行ってほしいと思います。
 来る十一月にはIOCの皆さんが来日することになっています。また、来年の二月には大会開催基本計画を提出することになっていると思います。時間が限られているわけでございますので、これまでの検討を踏まえながら、今後のさらなる検討に向けた局長の決意を最後にお伺いして、質問を終わります。


◯中嶋オリンピック・パラリンピック準備局長 第二回定例会におきまして知事が再検討を表明して以降、内部で多くの議論を重ね、さまざまな施設や競技大会に出向きまして調査研究を行い、多くの関係者と協議を続けるなど、これまで真摯に取り組んでまいりました。
 再検討に当たりましては、国内外の競技団体ともしっかりと調整しまして、アスリートが最高のパフォーマンスを発揮できる施設としていく必要がございます。
 また、より大切なことといたしまして、大会後は都民の貴重な財産として将来においても評価していただける施設となるよう、十分な検討を行っていくことが重要でございます。
 この再検討により、二〇二〇年大会を後世の記憶に残る史上最高の大会としていきたいと考えております。
 まずは、来年二月の大会開催基本計画の提出を一つの検討の目途としつつ、今後も大会準備に万全を期すよう全力で取り組んでまいります。

2014年9月5日金曜日

【インターンレポート】2014年9月1日 原町田七福神を巡ってみました!

吉原修事務所学生インターン 玉川大学 内村純一郎
2014年9月1日

<原町田七福神>
七福神とは、「福徳の神」としてまつられています。七人の神様は、それぞれ人間の本質であるもっとも尊い宝(寿命・裕福・人望・清廉・愛敬・威光・大量)を神仏聖人に当てられています。この信仰は、室町時代に始まったと伝えられ、江戸時代からは、一年の幸福祈願に巡拝する町人文化が根付き今日まで続いています。
そんな七福神が原町田に誕生したのは、2009年のことです。町田市制50周年を記念して、原町田商店街の有志によってできました。それぞれ原町田地区の神社仏閣、商店街内に点在し、現在はウォーキングコースにもなっていて、ご朱印のスタンプ色紙も発売されています。また、お正月には町田ツーリストギャラリー主催で観光ガイドを付けたウォーキングツアーも実施され、町田の観光スポットの一つとなっています。


<実際に歩いてみました!>
まずは、ぽっぽ町田内の町田ツーリストギャラリーにてご朱印の色紙(1枚300円)を購入しました。
御朱印スタンプラリー
←すべて押し終わるとこのようになります!

















★毘沙門天(浄運寺)
最初に訪れたのは浄運寺です。このお寺は栄町商店街内にある日蓮宗の寺院で、境内の「北辰殿」には、道しるべの善星神がまつられ、開運の神として信仰を集めています。ここにいらっしゃる七福神は「毘沙門天」です。毘沙門天は、福寿増長の神様です。また、仏の道を護り説法を聞くため、「多聞天」とも訳されています。なお、ヒンドゥー教(バラモン教)では、財宝の神の「クンピーラ神」と呼ばれています。

毘沙門天(浄運寺)




★大黒天(カリヨン広場)
次に向かったのが大黒天様です。ここは、小田急線町田駅東口の待ち合わせのメッカ「カリヨン広場」の植え込みの並びに佇んでいます。また、カリヨン広場の横には小さな神社もあり、そこでお参りすることもできます。大黒天様は、五穀豊穣の神様です。インドのヒンドゥー教(バラモン教)では、マハーカーラ神(シヴァ神の化身)とされています。なお、こちらにはスタンプ台が設置されていないため、ツーリストギャラリーで押してもらいます。

大黒天(カリヨン広場)

★弁財天(母智(もち)丘(お)神社)
次に原町田5丁目の母智丘神社へと向かいました。ここにいらっしゃるのは弁財天様です。弁財天は、芸術財福の神様で七福神唯一の女性の神様です。手に持っている琵琶を奏でて、仏徳を流布していたと云われています。もともとは、インドのヒンドゥー教の神「サラスヴァティー神」で、河川を神格化したものです。それが、音楽や除災、戦勝などの女神として「弁財天」と記されるようになりました。

弁財天(母智丘神社)


★福禄寿(町田商工会議所)
再び原町田中央通りへと戻ってきて、町田商工会議所へとやってきました。ここには「福禄寿」がいらっしゃいます。福禄寿は、財宝守護の神様で、福(繁栄)・禄(財産)・寿(長寿)の三徳を備えていると云われています。また、福禄寿は、寿老人と同体異名の神とされることもあります。
なお、こちらもカリヨン広場同様スタンプ台が設置されていないため、ツーリストギャラリーで押してもらいます。
福禄寿(町田商工会議所)


★寿老人(勝楽寺)
続いてやってきたのは勝楽寺です。勝楽寺は浄土宗の寺院で近代的な高層納骨堂が印象的です。勝楽寺にいらっしゃる七福神は寿老人です。寿老人は、不老長寿の神様で、中国春秋戦国時代の思想家、老子の化身とも云われています。また、インドの女神、吉祥天(きっしょうてん)が始まりとも伝えられます。


寿老人(勝楽寺)
★恵比寿神(町田天満宮)
JR横浜線の線路を越えて次にやってきたのは町田天満宮です。町田天満宮は原町田が誕生した天正10年の創始と伝えられています。町田天満宮は菅原道真がまつられており、市内の「菅原神社」「南大谷天神」と共に町田三天神とされています。私が行ったときは、骨董市を開催していました。(毎月1日開催)
町田天満宮にいらっしゃる七福神は「恵比寿神」です。恵比寿様は商売繁盛の神様です。いざなぎのみことといざなみのみことの第3子とも云われています。
恵比寿神(町田天満宮)

★布袋尊(宗保院)
最後に訪れたのは宗保院です。宗保院は曹洞宗の寺院です。もともとは、寿老人がいらっしゃる勝楽寺の斜め前に位置していましたが、横浜線開通に伴い、現在の町田ターミナルプラザの横浜線を挟んだ裏手の位置に移動しました。
ここにいらっしゃる七福神は「布袋尊」です。布袋尊は、中国唐時代の布袋和尚を神格化したものと云われています。布袋和尚は、無邪気で無欲な心の豊かさを諭し、常に袋を持って喜捨を行っていたそうです。世人は、この世に現れると信じられている未来仏「弥勒菩薩」の化身とされ、信仰の対象となっています。


布袋尊(宗保院)

★歩いてみて・・・
今回七福神のみで約1時間半で七福神をめぐることができました。コースに起伏はなく、街ブラ感覚でめぐることができると思います。原町田には商店街も多数あり、観光コンベンション協会では、下の写真のようなガイドマップも用意してあります。このガイドを片手に、七福神だけをめぐるのではなく、途中で食べ歩いたり、商店に立ち寄ったりしながらめぐるのも楽しいと思います。
町田天満宮(骨董市)

★魅力的なコースなので・・・
市の活性化の取り組みとして宣伝している七福神で、町田駅からも近いので、今以上に多くの人に歩いてみて欲しいです。今回歩いてみて、平日ということもありましたが、同じように七福神めぐりをしている人を見かけることは少なかったです。案内看板をもっと設置するだけでも、知名度は今以上に上昇すると思います。また、今回巡る前に、観光コンベンション協会に伺ったところ、現在、お正月のみ「まちだ観光案内人」による七福神めぐりのガイドツアーを実施しているとのことでした。市街地の手頃なコースなので、お正月以外にも気候の良い時期にも需要がありそうです。そこで、例えば通年で実施する場合は、近隣の大学生にボランティアになってもらうなど、何か若い力も活かせるのではないかと思います。さらに御朱印ももっと地域の活性化に活かせるのではないかと思いました。スタンプの色紙を持って散策途中に商店街の店舗に入ると、特別メニューや、割引サービスの制度を受けられると、散策する人もいろんなお店に入ってみようと思いますし、町全体として七福神を介して盛り上がると思いました。

2014年9月1日月曜日

2014町田市総合防災訓練

昨日8月31日、芹が谷公園をメイン会場に、市内各地で行なわれた防災訓練に参加しました。
今回は、特に病院での負傷者への医療救護訓練や帰宅困難者を一時滞在施設に誘導する訓練、又、応急給水施設での給水訓練等、メイン会場以外でも実態に即した訓練が行なわれたのが特徴です。

メイン会場では、市民の皆さんを対象にした消火や炊き出し等の訓練も行なわれたほか、倒壊家屋や車両から被災者を救出する、実践さながら演習も行なわれ、その迫力に見学者の皆さんも固唾を呑んで見守っていました。

参加をされた市民の民さんは勿論、日頃より万が一の事態に備え準備をされている、防災関係機関のボランティアの皆様や市内業界各種団体、消防・警察・自衛隊はじめ町田市等行政の皆様に感謝と敬意を表します。


消防庁による本番さながらの救出訓練



消防団と情報交換。
被災初期には地域の事を知り尽くした消防団のみなさんが頼り

手話通訳団体による通訳。
災害弱者への対応についても早急に整備が必要

歯科医師会の皆さんと意見交換。
市内各種団体の皆さんも積極的に参加しています。

警視庁機動救助隊も訓練に参加。
自衛隊はじめ、それぞれ専門分野のプロフェッショナル

2014年8月25日月曜日

「今後も都政の先頭で!」 (平成26年町田ジャーナル夏号 掲載)


「今後も都政の先頭で!」

東京都議会議員 吉原 修



多くの市民の皆様にご期待をいただき都議会の議席をお預かりして早一年。
 都議会自民党の幹事長として、又、各政党の代表で構成されている議会運営委員長として、人と様々な情報が集中する中、眼の前の事柄や中長期展望を見据えた都政の発展に全力を尽くした一年でありました。

 自民党政権が復帰し、私達都議会自民党は決しておごることなく、日本経済の回復に向けてこれまでの長い混迷と閉塞感の時を乗り越え、次の時代においても輝き続けられる東京の発展を創っていく強い決意を持っています。

 さて、都政には実に多くの課題が山積しています。

 関東大震災からの復興にあたった後藤新平に代表されるように、長い歴史の中で、都政の先人達は幾多の困難を乗り越えただけでなく、ピンチをチャンスにさえ変えて来ました。「転換期には先頭に立って汗を流せ!」。これこそ先人達からの教訓であり、私自身の信念に繋がっています。

 東京には私達の日々の生活に欠かす事の出来ない「医療と介護の連携」「子ども子育て支援」「障害者福祉」「自然災害から東京を守る高度防災都市づくり」「中小企業支援による景気回復」「教育」「エネルギー問題」等々多くの課題があります。様々な観点から東京の可能性・潜在力を見つめ直しながら、経済の活力を維持し誰もが安全で安心できる社会を築いていかなければなりません。我が都議会自民党は大項目五つの安全安心ビジョン、そして、同じく活力発展ビジョンの十の柱からなる「東京を世界で一番の都市に!」の政策を掲げ、会派内に五つの政策推進本部を立ち上げ私も行財政の本部長を受け持ち六十項目の政策の実現に向けて責任政党として、又、私自身都議会の先頭にたって役割を果しています。

 二〇二〇年には再び五十六年ぶりに東京でオリンピック・パラリンピックの招致を決定しましたが、私も昨年九月のアルゼンチンで開催されたIOC総会に出席できた数少ない一人です。議会人としてこの貴重な体験を基に、開催までの六年間で世界に賞賛される五輪を開催することは勿論のこと、大会後の継続性ある我が国、我が東京の発展に向けた取り組みを今から進めていく必要性を痛感しています。

 そうした中、我が党から発せられた本会議中での不規則発言は、人権侵害に値する発言であり、国民の信頼を損ねるなど重大な影響を及ぼした事誠に残念でなりません。本会議最終日では冒頭異例な議長の粛清の発言があり、又、会議規則、議会運営ルール等を遵守し、今後二度とこのような事が起きないよう議会の信頼回復と再発防止に努める事を決議しました。都政、都議会が築いてきた国際都市としての権威や首都東京としての役割を必ず都民の信頼の基に果してまいります。

 そのためにも、私自身が市民の皆様からゆるぎない、信頼をいただけますよう「町田の発展なくして、東京の発展なし!」の初心を忘れることなく町田の課題にも東京都の力を注ぐ役割を私自身が果して参ります。

2014年8月15日金曜日

靖国神社を参拝いたしました

本日は、靖国神社を参拝させていただき、英霊に哀悼の意を捧げ、世界平和の推進を誓いました。

それに先立ち、都内戦災震災殉難者慰霊祭に出席をさせていただきました。
東京都内では、昭和17年4月18日の初空襲にはじまり、昭和20年8月15日の戦争終結までに102回の空襲を受け20万人以上にも及ぶ尊い命が失われております。改めて犠牲になられた方のご冥福をお祈り申し上げます。

2014年8月4日月曜日

今年も各地で盆踊り大会がピーク。

盆踊り大会をはじめ、地域の納涼会などは、人間関係が希薄になっていると言われる現代にあって、日々の生活の中で世代を超えて親しく交流ができる大切な機会です。私にとっても様々な方々と意見交換が行える貴重な時間です。

先週末はお盆前の各地の盆おどり大会のピークでした。私も地元成瀬駅前をはじめ多くの会場にお伺いさせていただきました。

地元で開催の成瀬まつりでご挨拶させていただきました


2014年7月31日木曜日

保育サービスの拡充に関する緊急要望

下記のとおり、保育サービスの拡充に向けて、舛添知事に対し緊急要望を行ないました。




平成26年7月31日

東 京 都 知 事
舛 添 要 一 殿

東京都議会自由民主党
幹事長 吉 原 修



保育サービスの拡充に関する緊急要望

第二次安倍政権が発足して1年半余が経過しましたが、この間、日本経済は、大胆な金融政策・機動的な財政政策・大胆な経済戦略である「日本再興戦略」の「三本の矢」のもと、力強さを取り戻しつつあります。少子高齢化による人口減少社会へと転換する中で、この歩みを確実なものとするためには、成長戦略を強力に推し進めることが必要です。国は、この戦略の主要施策の一つに「女性の力を最大限活かす」を掲げ、2017 年度末までに待機児童解消を目指して「待機児童解消加速化プラン」を推進しています。東京都議会自民党においても、これまで、認証保育所の創設や保育事業者や保育の実施主体である区市町村への支援の拡充など、東京都とともに保育サービスの充実に努めてきましたが、今般公表された待機児童の状況を見ても、より一層の促進策を講じることが急務となっています。ついては、以下の事項について緊急に要望します。



1 保育サービスの拡充に向け、区市町村や事業者に対する支援を、より一層強化すること

2 都有地の活用策を早急に実施するとともに、国有地や民有地の活用策についても、踏み込んだ対策を講じること

3 上記の対策を速やかに実施するため、補正予算の編成も視野に入れた対応を図ること

2014年7月26日土曜日

三年ぶりの開催、真光寺川まつり

水質悪化により中断していました真光寺川まつりでしたが、今年は三年ぶりに開催することが出来ました。

私も河川を管理する東京都、真光寺川に流入する水を管理する町田市に対し、強く要望し水質改善に向けた施策を進めてまいりました。そして真光寺川を清流にする会の皆様はじめ地域の皆様のご努力の結果、本日こうして真光寺川まつりを再開する事ができ大変うれしく思っております。

せっかく整備した親水広場ですから、こうして水辺におりて楽しむためにも、やっぱり水がきれいでないといけません。引き続き水質改善に向けた施策を進めてまいります。


真光寺川まつり 大勢の参加者で賑わっていました

ボランティアの皆さんのお陰で
魚とりや、こうした水遊びが体験できます。

2014年7月24日木曜日

三輪緑山(三輪中央公園)震災対策用応急給水槽設置に向けて

2012年6月に、三輪5町内の皆さんと、東京都に要望してまいりました三輪中央公園への応急給水槽設置ですが、いよいよ設置工事がはじまります。

6月の入札は不調に終わってしまいましたが、7月18日には、無事施工業者さんも決まり、いよいよ工事が開始され、来年2月(予定)には工事も完了し運用が開始されます。

今までにも、三輪地域は周辺を都県境で囲まれており、災害時の行政サービスの対応について心配する声が寄せられておりました。

そこで、すでに2002年に終了した貯水槽設置事業ですが、地域の安全安心に向けて粘り強く取り組んで参りました。

地域内に100トン級の応急給水槽が設置される事で、災害直後の飲料水が確保されます。


工事工程については下記のとおりとなっています。


【工事工程】

7月18日         施行業者決定
7月下旬から8月上旬 地元説明会

地元説明会後、

植栽・フェンス撤去、
流入流出管設置、
100立方メートル槽土工事、
据付・公園施設復旧

平成27年2月下旬 工事終了


※応急給水槽とは

震災等で万が一に既存の水道管が破裂などをして、水道管からの飲料水確保が困難になった場合でも飲料水が給水可能な新鮮な水を確保する重要な施設です。

平時は水道管と直結しており、タンクには常に新鮮な水が循環しております。震災時には自動で弁が閉じ、貯水槽として機能します。

平成26年度末の応急給水槽完成により三輪地区の災害時に備えた100トンの飲料水の確保が確実になり、市民の安心が増加します。

2014年7月15日火曜日

町田の丘学園の教室不足に対応するために、校舎の増築を決定いたしました。まずは仮設校舎から。

障がいがある子どもさんが通う町田の丘学園(特別支援学校)、知的障がいや身体障がいの子どもたちおよそ400名(小中高)が通っています。
一般校に比べ専門の先生による手厚い支援を受けられ、卒業後の進路等についても専門の訓練やまた情報も集まりやすく、保護者のネットワークなども充実しており、近年特別支援学校を選択する方が大変増えております。

急激な生徒数の増加により、マスコミ等でも報道されておりますが、教室不足が深刻な問題になってまいりました。教室をカーテンで仕切ったり、図書室の本を廊下に出して教室に使用したり、体育をするにも玄関前のスペースを利用したりと、教育環境は大変悪化しおります。

教育施設である学校は、本来国の設置基準により教室の広さや必要な施設要件が定められているものですが、現在のところ特別支援学校にはこの設置基準がありません。

特別支援学校の設置基準の早期策定を求めて行く事は当然ですが、まずは教室不足に対応するため、町田の丘学園のPTAの皆様はじめ、関係団体と一緒になって、東京都に対し早急に教室の拡充を行なうようにと強く要望活動を続けてきた結果、校舎増築が決定いたしました。

また、取り急ぎ、来年度より、旧忠生第五小学校跡地に仮設校舎を建築し、小中学部B部門の36学級の教室を設置することも決定いたしました。

引き続き、本校舎増築工事についても前倒しで実施できるよう進めてまいります。

2014年6月27日金曜日

平成26年第2回都議会定例会を終えて(談話)

第二回定例会終了後、下記の通り幹事長として談話を発表しました。


平成26年6月25日
平成26年第2回都議会定例会を終えて(談話)



東京都議会自由民主党幹事長 吉原 修



 去る6月8日、桂宮宣仁親王殿下におかれましては、薨去されました。農林業や伝統芸能の振興にお心を注がれ、国際親善に尽くされるお姿を、国民はひとしくお慕い申し上げておりました。謹んで哀悼の意を表します。

 第2回都議会定例会は、知事提案の全議案を議決して本日終了しました。

 初めに、去る6月18日の本会議において、我が党の議員から発せられた不規則発言は、女性に対する人権侵害に値する発言であり、都民の信頼を損ねるなど、重大な影響を及ぼしましたことに、深くお詫び申し上げます。
 合わせて、これまで都政・都議会が築いてきた国際都市としての権威や、我が国を牽引してきた首都としての役割を失墜し、多方面に混乱を招いたことは、誠に痛恨の極みです。
 都議会自由民主党は、会議規則、議会運営ルール等を遵守し、今回の事態を重く受け止め、二度とこのようなことが起こらないよう、都議会の信頼回復と再発防止に全力で努めてまいります。

 さて、本定例会では、多岐にわたる課題について、知事と都議会が真摯に向き合い、「東京を世界で一番の都市に」するため、将来の東京を見据えた建設的な議論を交わしました。

 まず、我が党の代表質問に対し、知事は、2020年オリンピック・パラリンピック競技大会の会場計画見直しを表明しました。今後の検討の方向性として、近隣県までを含めた既存施設の活用や整備工法の見直しなどを具体的に示されました。
 大会の成功はもとより、将来の都民のために、確かなレガシーを残すことは重要であります。今後も、東京の未来を見据え、「見直すべきものは適時適切に見直す」という視点を持つとともに、我が党と固いスクラムを組み、政策を練り上げていくよう、知事に要望いたしました。

 また、来年4月から始まる予定である子供・子育て支援の新制度に対しては、現場の実態を踏まえた対策を積極果敢に実施していくことが重要であります。知事には、ご自身の知見や経験を十分に活かしていただき、区市町村や現場の意見をしっかりと受け止め、この重要課題と向き合っていくよう要望いたしました。

 最後に、本定例会の冒頭で法人実効税率の引下げによる地方税財政への影響に関する意見書が可決されました。国はこれまで自ら地方分権の推進を掲げる一方、法人事業税の暫定措置や、法人住民税の一部国税化など、受益と負担という地方税の原則に反し、地方分権に逆行する不合理な措置を導入してきました。真の地方自治の実現には、地方自らの権限と財源が不可欠であり、我が党は、都の貴重な財源を奪う不合理な国の動きに対して、今後もしっかりと国に物を申していく決意であります。

 以上、都議会自由民主党は、責任政党として、今後も都政に全精力を傾注していくことをお誓い申し上げます。

2014年6月18日水曜日

【インターンレポート】2014年6月18日 SAYONARA国立競技場FOR THE FUTURE


SAYONARA国立競技場FOR THE FUTURE

首都大学東京 吉原修事務所学生インターン 廣田あかり



今回、私は吉原修事務所の学生インターンとして、吉原都議の名代として、2014531日に行われた「SAYONARA国立競技場FOR THE FUTURE」のファイナルセレモニーに参加させていただきました。

国立競技場は1958年に東京で開催された3回アジア競技大会と1964年に開催された第18回オリンピック東京大会招致のため、旧明治神宮外苑競技場跡地に「力強さ」「簡潔」「優美」というデザインコンセプトのもとに建設されました。現在でも各国立競技場には、オリンピックマークと"Tokyo 1964" を合わせたエンブレムが残っており、東京オリンピックの会場であったことを偲ばせています。
今日ではJリーグをはじめとするサッカー、陸上競技、 ラグビーなど各種の国際大会や選手権大会が数多く開催され、これらの競技者にとって、国立競技場は憧れであり、「聖地」とも呼ばれています。

~ 日本で初めての本格的陸上競技場の誕生 ~

国立競技場の前身は「明治神宮外苑競技場」(以下、神宮競技場)です。
大正13年10月に、日本で初めて、そして東洋一の本格的陸上競技場として、青山練兵場跡地に建設されました。神宮競技場は、大正8年12月に工事が着工されましたが、その後、物価の高騰や関東大震災の被災者の収容施設となり工事が中断されました。
大正13年3月に工事が再開され、同年10月に完成しました。
神宮競技場は、陸上競技のみならず、サッカー、ラグビー等が行われ、総合競技場として利用されていました。陸上競技では、織田幹雄氏が三段跳で、南部忠平氏が走幅跳で世界記録を樹立するなど、多くの名選手を生み出しました。一方で、第2次世界大戦中に学徒出陣の壮行会が行われ、敗戦後は連合軍に接収され、「ナイルキニック・スタジアム」と名をかえて使用されるなど、暗い時代もありました。

~ 日本の競技場から国際的な競技場へ ~

敗戦から数年後、日本は、「平和な日本の姿をオリンピックで世界へ示したい」として、オリンピック招致の声明を出しました。そのための国際的なアピールとして、昭和33年、「第3回アジア競技大会」を東京で開催しました。そのメイン会場として生まれ変わったのが、現在の国立競技場です。
国際大会の舞台となる競技場の建設は、神宮競技場の取り壊しから始まりました。建設計画の中心人物は、建設省関東地方建設局(当時)の角田栄氏と設計・デザインの片山光生氏。着工は昭和32年1月で、大会を2か月後に控えた昭和33年3月、ついに完成となりました。
アジア大会が成功裡に終了し、東京オリンピックの招致も実現すると、国立競技場は、日本を代表する国際的競技施設という存在を国内外にアピールしていくことになります。

~ アジアで初のオリンピックの開催 ~

東京オリンピックを2年後に控えた昭和37年3月、競技場の拡張工事が開始されました。主な内容は、収容人員増のためのバックスタンドの増設、正面スタンドから見て右側にあった聖火台のバックスタンド中央への移設、グラウンド地下道の新設、電光掲示盤や夜間照明設備の改修などでした。
昭和39年10月10日、94か国・5,558名が参加した「第18回オリンピック競技大会・東京大会」の開会式が、改装された競技場で行われました。国立競技場で行われた競技種目は、陸上競技、サッカーの決勝と3位決定戦、馬術の大賞典障害飛越です。10月24日の閉会式まで、アジアで初めての聖火は燃え続けました。

~ 日本のスポーツの聖地として ~

東京オリンピックが終了してからも、国立競技場は、昭和42年の「ユニバーシアード東京大会」をはじめ、天皇杯全日本サッカー選手権大会、全国高校サッカー選手権大会、ラグビー大学選手権大会、ラグビー日本選手権大会、東京国際(女子)マラソン、サッカートヨタカップなど、国内外の様々な大会に利用されてきました。
平成3年8月に開催された「第3回世界陸上競技選手権大会」や、平成5年5月の「Jリーグ開幕式」、平成15年9月の「ラグビートップリーグ開幕戦」などは、記憶に新しい方も多いと思います。
また、過去には、三大テノール日本公演(平成8年)、日韓共催サッカーワールドカップ(平成14年)でのパブリックビューイングなどの行事が行われたこともあります。

~新国立競技場へ~

2008、施設の老朽化などを理由に球技場への転換を含めた調査研究協力者会議が設立されました。
20122月、国立競技場の全面建て替え工事の基本構想が発表され、2012713日には、国立競技場将来構想有識者会議が、総工費1300億円の国際コンペの実施を決定しました。応募総数は46件。その中から書類選考により11件に絞り、同11に最終審査を行い、イギリスザハ・ハディドの作品をグランプリ(最優秀)として採用しました。2014夏季に現施設の撤去・取り壊し工事を開始し、2015秋季頃に建て替え着工、2019竣工を目指しています。
20139月7(日本時間翌9月8)に実施された第125次IOC総会にて2020年夏季オリンピックの会場が東京に決定されました。新国立競技場は2020年東京オリンピックメイン会場として使用されることも決まりました。

SAYONARA国立競技場FOR THE FUTURE

2014531() SAYONARA国立競技場 実行委員会の主催で、国立競技場のファイナルイベントが開かれました。会場内に入れなかった多くの人が、国立競技場の前で最後の記念撮影をする姿が目立ちました。会場内では、朝からマラソンのオリンピックメダリストによる陸上のファイナルランが行われた他、サッカーやラグビーのレジェンドマッチが開かれました。
また、1964年の東京オリンピック開会式で、日本中を大きな感動と歓声の声に包んだブルーインパルスが最後の国立競技場の上空で再び、華麗なフライトも披露されました。フライト終了後は、自衛官のサイン会も開催され、何百メートルにも及ぶ長蛇の列を形成する人気ぶりでした。

午後19時45分、ファイナルセレモニーが始まると、辻井伸行さんのピアノ演奏で会場全体が暖かい空気に包まれ、聖火リレーと点灯が行われました。聖火リレーの最終ランナーはレスリングの吉田沙保里選手。会場にいた誰もが、最後の国立競技場に聖火が灯る瞬間をかたずをのんで見守っていました。吉田選手が聖火を灯すと会場は拍手であふれ、なんとも言えない感動でした。
その後、海上自衛隊の三宅さんによる国家独唱、下村大臣等の挨拶、谷村新司さん・森山良子さんによるライブが行われ会場が盛り上がった後、FOR THE FUTURE演出と題して、56年という時間を、映像とテクノロジーでよみがえらせる演出が行われ、その様子はTVで生中継も行われました。
聖火が消灯すると何百発の花火でセレモニーが締めくくられました。
会場にいた人たちは夜遅くまでピッチが解放されていたので、もう踏むことのできない国立競技場の芝生で寝っ転がったり、記念撮影を行ったり、最後の瞬間を誰もが惜しみながら楽しんでいました。

しかしこういった次の国立競技場に向けての楽しい大規模なイベントが開催された裏側で、終日、国立競技場の外では、オリンピック開催に反対をする「反五輪の会」と呼ばれる会の方たちがデモを行っており、会場に来ていた誰もが目にしました。
彼らは一見すると華やかなオリンピックの裏側で行われる強制立ち退きや排除に「待った」の声をあげていました。
国や東京都には、こういった意見がある事実も受け入れ、誰もが喜んで2020年東京オリンピックを迎えられるような政策や整備をしていって欲しいなと感じました。

~最後に~

前回の東京マラソンに続き、今回も、大変に貴重な経験をさせて頂くことができました。機会を与えてくださった吉原都議と吉原事務所の高梨さんに心より感謝します。有り難うございました。

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