2014年9月25日木曜日

悲願の市民や消防団の訓練等の施設を併設した新町田消防署、建設がスタートします。


新町田市消防署(完成イメージです)

老朽化した中町にある町田消防署の建替えと消防団や地域自主防災組織等の市民防災拠点等の新設を提案し、いよいよ来年度着工させて頂きます。私自身の活動が実り、町田消防署の移転と「災害対応拠点・市民防災拠点」の併設を決定させていただきました。

いよいよ、現中町から本町田の旧緑ヶ丘小学校跡地移転に向けて、本日町田消防署の建設説明会が開催されました。

   H26年7月~H27年2月  旧緑ヶ丘小学校 解体工事

   H28年1月~H29年9月  新町田消防署 本体建築工事

   H29年10月~11月  外溝工事、付帯設備設置工事他

   H30年初頭  新町田消防署 運用開始予定

   ※当初はH31年運用開始予定でしたが、工期短縮を要請し、H29年度中の運用ができるようにになりました。

新町田消防署は、東京都内でも最大級の施設となり、42万人を越える私達町田市の安全安心の暮らし守ります。隣接する木曽山崎スポーツ広場は、広域災害時のヘリポートとしての運用も提案し、決定させていただいております。町田市が大災害に見舞われた時などには、県外からも含めた車両や物資はじめ応援部隊受け入れの拠点となります。

新町田消防署には、市民による防災研修拠点、消防団の訓練や操法大会、将来的には出初式なども開催できるよう町田市の総合防災・災害対応拠点として位置づけ、安全安心の街づくりを更に進めてまいります。

2014年9月19日金曜日

【インターンレポート】2014年9月19日町田市総合防災訓練を見学して

【インターンレポート】2014町田市総合防災訓練を見学して

吉原修事務所 学生インターン 帝京大学2年 村井杏奈

2014年8月31日、芹が谷公園をメイン会場に行なわれた、町田市総合防災訓練を見学しました。

母校の中学が近くという事もあり、同級生やその家族など、多くの知り合いにあいました。それぞれ地元の町内会の防災訓練の一環として、メイン会場に訪れたという事でした。

会場では、防災関係機関による展示や、消火器による初期消火や起震車などの体験、そして消防隊はじめ関連機関が連携して倒壊家屋からの被災者救出等の実際の災害を想定した人命救助の合同演習がありました。

実際の災害を想定した救助訓練
緊迫した空気につつまれていました



今回の訓練を見学して一番驚いた事は、今まで、防災訓練といえば、訓練を主催する行政と、参加する市民の二者によって行なわれているものだと思っていましたが、実際には、各種業界団体やボランティアの方々が参加してる事でした。

例えば炊き出し訓練といえば、行政側が準備して、行政又は町内会(市民)が、実際の炊き出しを行なう(炊き出しの訓練をする)、という形式だと思っていました。

しかし今回の訓練でお米の炊き出しをしているのは、お米屋さんの組合(町田市米穀小売商組合)でした。一見すると自衛隊が専用の炊き出し車両でカレーを作るなど、よくテレビ等の報道で見られるような光景でしたが、よくよく話を聞くとお米を炊いているのはお米屋さんの組合で、自衛隊は給食車両でカレーを作り、連係してカレーライスを被災者に配布するという訓練でした。

お米屋さんの組合による炊き出し
(町田市米穀小売商組合)


医療機関に従事する医師や看護士が災害時に活躍されている姿はよく報道等でよく見ますが、こちらもよく見ると、歯科医師や薬剤師、柔道整復師の団体も参加していました。

消防隊はじめ、自衛隊、消防団、医療関係団体はじめ
様々な団体が連携して救助にあたっています


広域の災害時などは、自分が被災した地域に必ずしも消防や自衛隊(行政)が到着するとは限りませんので、今回こうした市内の民間業界団体が災害協力をされている姿をはじめて拝見し、大変心強く感じました。

特に驚いたことが、建設業者さんが集まり、災害時に備えた組織を作っていることを初めて知りました。

一般社団法人町田市建設業協会災害対策協議会という形で組織されており、町田市内でお仕事されている建設に携わる会社、土木や水道、建築、造園等、特に専門の重機を所有していたり、免許や技術をお持ちの会社の皆さんが、積極的に集まり組織されているとのことです。

合同演習では、日頃の技術を発揮され、人が閉じ込められた車両の上に覆いかぶさる電柱や倒木を、小型のパワーショベルカー?を駆使し取り除くという作業を、レスキュー隊が到着する前に行なうという演習でした。
専門技術を生かし、車両に覆いかぶさる瓦礫を撤去
町田市建設業協会災害対策協議会

確かにレスキュー隊が到着しても、人の手では動かせない瓦礫などが覆いかぶさっていれば、救出はできないでしょうし、消防隊もそうした機材を必ず持ち合わせているとは限りません。考えてみれば、そうした専門的な車両や機材、技術を持った会社が、市内各地にあるわけですから、万が一の時には本当に心強いです。

土木工事の会社を経営さている協議会の副会長さんにお話を伺いました。

「私達の団体は町田市で事業を営み、普段は道路や河川、上下水道工事、建築などのインフラ整備の仕事を通じて、町田の街づくりに関わりを持たせていただいている会社で組織しています。協議会設立のきっかけは、命がけで私達の生命財産を守っていただいている消防隊のみなさんは勿論ですが、地元の消防団や医師会はじめ各業界団体や町内会の役員の皆さんなど、ボランティアで汗を流している姿を見て、我々も何かしなければと想い、最初はは有志の数社で災害時の対応について議論した事がきっかけです。」

「私の会社は土木工事の会社ですが、やっぱり会社で整備した道路は自分の子供のようにかわいいですし、自分が道路を仕上げたという誇りもあります。しかし、大災害というものはそうした物を一瞬で破壊してしまいます。道路が壊れたりがれきで塞がって通行できなくなったら、いち早く元通りに通行できるようにしたいと強く思っています。」

「今日の演習でも行ないましたが、人命救助するような場面においても、消防署や関係機関と連係して後方支援として私達の技術や経験が何かお役に立てられればと思っています。今回こうした演習を通じて、実際に瓦礫撤去などの実動の部分の訓練もももちろん大切ですが、町田市や消防署との連絡体制などの連係がしっかり確認できた事が収穫です。」

建設業界をはじめさまざまな団体が参加

また、事務局長さんにお話を伺ったところ、今日の訓練のような大災害時での役割も大切ですが、台風などでの倒木撤去の対応やゲリラ豪雨などでの河川増水時の水防対応、記憶に新しいところで言えば今年2月の大雪のような時なども、市内各地でいち早く除雪作業をされていると聞き大変驚きました。

防災の日は大正12年9月1日の関東大震災にちなんで、この日が制定されたと聞いて言います。10万人を越える方がお亡くなるという、未曾有の大災害が私達の東京であったわけですし、東日本大震災でも、町田にいながらでも、電話が繋がらなかったり交通網が麻痺したりしました。町田駅前の商店街の電気がすべて消えてしまい、普段ではありえない、真っ暗闇につつまれた原町田大通りを見た時のなんともいえない恐ろしさはいまでもはっきり覚えています。

吉原修都議は、「自然災害の発生自体を防ぐ事は不可能だし、広域で起こる大災害では、行政の機能でさえも損なう可能性があるので、万が一に備え、自助共助が大切である。自分自身や家族を守るために日頃から災害に備えるとともに、町内会活動やご近所づきあいを通じて、自らの地域を守る意識を持っていただく事が、減災につながっていく。共助に対する活動の支援は、地域の底力事業などの施策を今までにも提案し、実現してきた。これからも様々な施策を提案していく」と常々お話されています。

最後に、東日本大震災以降、大規模災害での一般ボランティアの方々の被災地での応援活動をテレビを通じて拝見しますが、地域の中でもこうした多くの団体が万が一の災害に向けて私達の町田の街を守っていただいている事に感動すると共に、ありがたい気持ちで一杯です。改めて感謝を申し上げます。



車両から救出した負傷者を現場で救急処置

消防隊による消火演習

女性の消防団員による負傷者搬送



2014年9月15日月曜日

町田の丘学園仮設校舎建設工事スケジュールについて

PTAはじめ関係者の皆さんと教室不足解消に向けて東京都に強く求めてまいりましたが、9月11日の地元への工事説明会も終了し、いよいよ、仮設校舎建設に向けてスタートしました。来春には工事完了し仮設校舎の運用が始まります。
野津田での新校舎は来年度予算で決定しH27年4月より設計、遅くともH31年4月からの運用を目指します。


町田の丘学園仮設校舎完成イメージ(旧忠生第五小学校跡地)
鉄骨造2階建て、グランドや遊具も整備されます



工事に向けての地元住民説明会



2014年9月10日水曜日

【委員会】平成26年9月10日 第三回定例会 オリンピック・パラリンピック推進対策特別委員会

◯吉原委員 二〇二〇年のオリンピック・パラリンピックの開催が東京に決定して以来、ちょうど一年になるわけであります。この大会は、世界中から寄せられた厚い信頼あるいは信用の上に成り立った東京開催であろうかと思います。
 これまで開催されたどこの都市よりも、世界中から多くの外国人に東京を訪れていただいて、そしてまた、東京に触れていただいた人たちが暮らしたい日本、そして東京を感じていただけるような、さらには、この大会を機に、開催後も、東京、日本にとって継続性ある発展につながり、世界中からも最も絶賛される大会にしなければならないと思っています。
 あと六年で本番を迎えるわけであります。しかしながら、テストイベントまでは五年しかありません。二〇二〇年大会を史上最高の大会とするための推進役として、都議会は、会派を超えて常に前向きに、都民、国民の皆様に全面的なご賛同をいただけるよう議論を尽くしていかなければならないと思っています。
 さて、舛添知事は、第二回定例会の所信表明におきまして、二〇二〇年オリンピック・パラリンピック大会の会場計画の再検討を行うと表明されました。また、都民の信頼に応え、将来にわたり、この東京をさらに発展させていくことを第一として検討を進めるべきとの我が党の代表質問に対しまして、レガシー、都民生活への影響あるいは整備費高騰の懸念への対応といった視点から見直しを行うと答弁いたしました。
 これらは、いずれも開催都市としてきちんと検討しなければならない重要な視点であろうかと思います。開催都市の長として、大会組織委員会、IOC、国内外の競技団体、さらには地元自治体など関係者との調整も多くて、難しいかじ取りが求められる中ではありますけれども、大会準備に支障を来さぬ早い段階で再検討を決断したことを評価しています。
 再検討の表明から三カ月、都におきましては精力的に検討を行っていただきまして、先日の当特別委員会の報告では、今回は三施設について歩を進め、基本設計に着手することとしたとのことでありました。残りの施設についても鋭意検討を進めるところであろうかと思います。
 そこで、まず初めに、第二回定例会で会場計画の再検討を打ち出しまして、現在検討を進めているところだと思いますけれども、改めて会場計画の再検討の意義について伺います。


◯中嶋オリンピック・パラリンピック準備局長 オリンピック・パラリンピックは、世界最高の国際競技大会であるだけでなく、開催都市の社会や文化に大きな変革をもたらします。それゆえに、会場計画が、アスリートに最高の競技環境を提供することはもちろんでございますが、何よりも、大会後、東京で生活する都民へ最高の財産をもたらす計画でなければなりません。
 今般の会場計画の再検討は、そのような大会を実現すべく、レガシー、都民生活への影響、整備費高騰などの視点を踏まえ、現実妥当性に照らして改めるべきところは改め、招致段階の計画を最適、最良の計画へとブラッシュアップさせる重要なプロセスであると考えております。


◯吉原委員 先般、二〇一二年大会が行われましたロンドンの現状を中嶋局長が視察をしてこられたということは承知しております。
 当特別委員会の委員長でもあります高島委員長も、私費でロンドンに赴きまして、それぞれのレガシーも含めた会場も含め、視察をしてこられました。
 そのことも我々もお聞きをいたしまして、なるほどなと思うところもあったり、これからますます短い期間の中でしっかりやっていかなきゃならないなということを実感したわけであります。
 会場計画を再検討していく上で、局長が直近の大会開催地であるロンドンを視察してきたことは大変有意義なことであったと思いますけれども、そこで、局長に、今回のロンドン視察を会場計画の再検討にどのように生かしていくのか伺いたいと思います。


◯中嶋オリンピック・パラリンピック準備局長 私は、八月三日から七日までロンドン出張の機会を得まして、オリンピックパークの現状や競技会場の活用状況などを視察してまいりました。
 二〇一二年のロンドン大会は、失業や貧困、犯罪などの問題を抱えたロンドン東部地域を再生する起爆剤とすることが大きな目標とされまして、新設の競技施設もオリンピックパーク内に集中的に配置され、面的な開発が行われました。
 このように、ロンドンでは東京と状況が異なる面がありますけれども、大会後もオリンピックパーク内のさまざまな競技施設がレガシーとして有効活用されているほか、ヨーロッパ最大級といわれるショッピングモールがつくられ、多くの人々でにぎわうなど、大会後のまちづくりという点におきまして一定の成果を上げていると感じました。
 また、ロンドン大会の関係者と、競技会場の見直しの実例や後利用を踏まえた競技会場とすることの重要性、そして、スポーツの裾野の拡大を初めとした大会のレガシーなどについて意見交換を行い、大会を契機とした都市問題の解決やレガシーを重視した取り組みなど、二〇二〇年大会の参考となり得る貴重な示唆を得ることができました。
 二〇二〇年大会の会場につきましては、こうしたロンドン大会での取り組みや会場見直しの例も参考にしつつ、東京の社会的状況や東京が独自に持つ強みなどを踏まえた視点から、大会の成功はもとより、大会終了後、広く都民共有の財産として末永く利用されるように、引き続き再検討を進めてまいります。


◯吉原委員 ぜひこれまでロンドンで視察をされてきたことを東京開催の大会にも生かしていただきたいなというふうに思います。
 第二回定例会で再検討を表明して以来、会場変更について、具体的な競技名や施設名などを挙げての報道が数多くされました。競技等によっては、会場の変更について競技団体と合意ができたような報道もあったわけであります。
 先日の報告で、現在も再検討が進行中であることはわかりますが、この間、どのような検討を行ってこられたのか伺います。


◯根本オリンピック・パラリンピック準備局競技担当部長 会場計画の再検討に際しましては、近隣県までを含めた既存施設の活用、環境などに配慮した会場設計、整備工法の見直しによる整備費の圧縮の三点を具体的な検討事項といたしまして、全ての競技会場について検討を進めてまいりました。
 既存施設の活用につきましては、都内及び近隣県にある国内、国際大会等の実績のある施設や、ある程度の規模を有する施設を可能な限り洗い出し、観客収容数や運営に必要なスペースなど、オリンピック・パラリンピックの各競技の会場として求められる基準、要件に照らし合わせ、活用可能な施設の調査を行ってまいりました。
 環境などへの配慮につきましては、現計画での施設整備を進めた場合の予定地及び周辺の環境に及ぼす影響、現存施設やその利用者への影響などを整理し、競技に求められる基準や運営に必要な機能を損なうことなく、その影響を軽減することができるような会場設計の工夫について検討を重ねてまいりました。
 整備費につきましては、予定地の現況や施設内容の詳細についての検討、調整とあわせて、海外を含めた類似施設の事例などを広く情報収集を行い、より適切な整備工法について研究してまいりました。


◯吉原委員 ただいまご答弁いただきましたけれども、近隣県までを含めた既存施設の活用、あるいは環境などに配慮した会場設計、整備工法の見直しによる整備費の圧縮の三点を具体的に検討を進めてきた、こういうことでございますけれども、行ってきました検討作業において、それぞれどのようなことが見えてきたのか伺います。


◯根本オリンピック・パラリンピック準備局競技担当部長 既存施設の活用につきましては、競技を行うコートなどのスペースはあっても、オリンピックで求められる観客収容数や運営スペースなどを同時に満たす施設は極めて限られていること、市街地等にある施設においては、周辺に仮設施設のためのスペースの確保、増設も困難であることなどの状況が明らかになりました。
 環境などへの配慮につきましては、現計画では公園内に整備する施設も多く、整備内容によっては自然環境や園内の諸施設等に影響が出る場合もあり、今後、施設レイアウトや設計について、より精緻な検討を行うことの重要性が見えてまいりました。
 整備費につきましては、国内外の競技団体とも協議しながら、競技要件を損なわない範囲で整備工法の見直しを検討しておりますが、さらに、今後、基本設計などを進める中で、整備に際しての与条件なども明確となり、整備費縮減につながる、より適切な整備工法を絞り込んでいくことができるものと考えております。


◯吉原委員 今ご答弁いただきました、具体的な検討について進んでいることがわかったわけでありますけれども、引き続き、各会場の状況に合わせた丁寧な検討を進めていただきたいと思います。
 さて、さきの報告では、基本設計に着手するという施設が三つありました。本年度基本設計の予算が計上されている施設でありますけれども、これら三施設について基本設計に着手するに至った検討の経過について改めてお伺いをしたいと思います。
 まず、海の森でのボート会場であります。
 この会場につきましては、整備費が招致段階の想定を相当程度上回るとの報道がありました。まさに整備費の高騰が懸念されているわけであります。
 本来は、一九六四年の東京大会、第一回がございましたけれども、そのボート会場であります戸田などが使えれば本当はいいんだろうと思います。しかしながら、残念ではありますけれども、二百メートル以上を求められている水面の幅が戸田では九十メートルしかない、こういうことでございまして、現在の国際基準には満たないというふうに伺っています。
 さきの報告で、活用可能な既存施設は存在しないとされたわけでありますけれども、実際にどのような検討をしたのか伺います。


◯荒井オリンピック・パラリンピック準備局輸送担当部長 ボート会場の再検討に当たりまして、国内の主要なボートコースや会場整備が可能と考えられる湖などの水面を候補地として、施設の現況、周辺敷地の状況、選手村からの距離、利用可能な宿泊施設や交通機関等について幅広く検討いたしました。
 その結果、オリンピック会場とするには、いずれも大規模な追加整備や陸域に施設を配置するための用地買収が必要なことが判明いたしました。
 また、選手村からの距離が遠い場合、別途、分村が必要となりますが、分村として利用可能な宿泊施設が存在しないなど、いずれも代替施設とするには解決困難な大きな課題があることが明らかになりました。
 一方、現計画地であります中央防波堤東西水路につきましては、オリンピックのボートコースとして必要な延長や幅を満足するばかりでなく、防波堤と埋立地との間に残された水路であることから、利用しやすい長方形の水面であること、施設を整備する陸域が全て都有地であることなどの利点があることが改めて確認されました。
 こうした検討を経て、二〇二〇年大会のボート会場は、海の森水上競技場に代替可能な既存施設は存在せず、整備費の圧縮等を具体的に検討するためにも、基本設計に着手すべきとの結論に至りました。


◯吉原委員 今のお話で、必要な条件を満たす代替施設はないだろうと、こういうことだろうと思います。しかし、現計画地での会場整備には、整備費高騰の懸念が依然残っているわけであります。
 そうした中、基本設計に着手するということでありますけれども、整備費についてはどのような対応を考えているのか伺います。


◯荒井オリンピック・パラリンピック準備局輸送担当部長 海の森水上競技場には、当初想定していた規模を超える周辺施設の移設など、整備費の増要素があることは事実であります。
 現在、オリンピックの競技要件を満たしつつ、極力整備費を抑えられるよう、競技団体の意見も聞きながら、施設レイアウトの変更などを検討しております。
 今後、より具体的な工法等の検討を基本設計の中で行い、整備費の圧縮を図ってまいります。


◯吉原委員 次に、水泳会場について伺います。
 さきの委員会では、都が新設するアクアティクスセンターに関して報告がありました。この辰巳エリアでは、アクアティクスセンターに隣接して、大会組織委員会が仮設する水球会場が計画されております。組織委員会が再検討を行っているということもお聞きしているわけであります。
 また、既存の辰巳国際水泳場も、練習会場として活用される計画となっています。
 しかしながら、都は、みずから新設するアクアティクスセンターだけを考えればいいということではないと思います。このエリアは、仮設会場や既存の水泳場の有効な活用といった課題もあることですから、役割分担もあるんでしょうけれども、組織委員会との連携が重要だと考えていますけれども、見解を伺います。


◯小野寺オリンピック・パラリンピック準備局施設整備担当部長 競技会場の整備に関しましては、原則として、都民、国民の財産となる新設施設を都及び国が整備をいたしまして、仮設会場や既存施設を活用する会場につきましては、大会組織委員会が所管するという役割分担で準備を進めております。
 一方、競技会場の再検討には、新設、仮設といった施設区分にかかわらず、エリア全体を見渡す観点も重要でございます。このため、都は、大会組織委員会との密接な連携のもと再検討を進めておりまして、IOCを初め国内外の競技団体との調整も協力して行っているところでございます。
 引き続き、全体としてよい計画となるよう、連携して取り組んでまいります。


◯吉原委員 水泳は、オリンピックにおいて人気競技であります。そしてまた、日本にとってはお家芸だ、こういわれてきた競技でもあります。
 テレビでごらんになった方もおられると思いますけれども、先月は、オーストラリアで開催されましたパンパシフィック選手権大会を見ても、日本チームは史上最多の七個の金メダルを獲得する快挙を成し遂げたわけであります。
 二年後のリオにおきましても、そして二〇二〇年東京オリンピックで活躍が期待される若手選手も、着実に今育ってきているわけであります。
 新設、仮設、既存、いずれの形であっても、彼らのオリンピックにかける思いをさらにかき立てるようなすばらしい会場を整備していただきたいと思います。
 最後に、バレーボール会場となる有明アリーナについて伺います。
 さきの報告では、基本設計に着手するとのことであります。どのような検討を重ねてこられたのか改めて伺います。


◯小野寺オリンピック・パラリンピック準備局施設整備担当部長 有明アリーナは、既存の国立代々木競技場や東京体育館同様、国際大会を含むスポーツの大会やイベントなどに利用され、臨海部における新たなスポーツの拠点となることを想定しております。
 予定地であります有明北地区は、都心やお台場エリアにも近く、大会後の利用も十分見込める立地でございます。また、予定地は現在未利用の埋立地でございまして、整備に当たって、都民生活に大きな影響を与えることは想定されず、速やかに会場整備を進めることが可能というふうに考えてございます。
 こうしたことから、有明アリーナにつきましては、基本設計に着手し、大会後に想定される利用方法等を踏まえた検討を行うこととしたものでございます。


◯吉原委員 有明アリーナの基本設計に着手する意味については、よく理解をいたしました。
 しかし、同じく大規模アリーナとして建設予定の夢の島ユースプラザ・アリーナ、これはA、Bあるわけであります。その夢の島ユースプラザ・アリーナは有明アリーナに近接しているわけでございまして、大規模な三施設がこの臨海部に併存する、こういうことになるんだろうと思います。
 ユースプラザについては引き続き検討するとしているわけでありますけれども、どのような課題があると考えておられるのか見解を伺います。


◯小野寺オリンピック・パラリンピック準備局施設整備担当部長 夢の島ユースプラザ・アリーナA、Bに関しましては、理事ご指摘のように、臨海部に大規模な三施設が併存いたしまして、大会時の座席数では合計四万席にもなるため、これらの施設を大会後に適切に利用、管理できるかという点を十分検討する必要がございます。
 また、後利用の懸念に加えまして、現存する東京スポーツ文化館の廃止、撤去が必要となるほか、建設予定地が夢の島公園及び公園に隣接する旧江東清掃工場跡地であることから、清掃工場の地下構造物の処理など、さまざまな課題があるというふうに考えてございます。
 このため、夢の島ユースプラザ・アリーナA、Bにつきましては、既存施設の活用と現計画の両面で検討を継続することとしたものでございます。


◯吉原委員 オリンピック・パラリンピックのレガシーとして、将来世代の財産となる新たなスポーツ施設を整備する、このことは非常に重要なことだと思います。
 しかしながら、都内には、ハンドボール会場となる代々木の体育館もあるわけでございますし、また、テニスで利用される有明コロシアム、さらには卓球会場となる東京体育館などもあるわけでございまして、比較的規模の大きなスポーツ施設が既に存在していることもまた事実であろうかと思います。
 こうした状況もありますので、これまでの検討を踏まえて幅広く、進めるべきものは進めて、その他のものについては、都民の理解を得られる会場計画となるよう、引き続き十分な検討を行ってもらいたいと思います。
 ここまで、三つの会場について伺ってまいりました。
 続いて、全会場に共通すると思われる、先ほども整備費の問題がございましたけれども、整備費高騰の懸念についてお伺いをさせていただきますが、オリンピック・パラリンピック開催準備金の四千億を超えるのではないか、こういうふうに報じているメディアもありました。
 整備費については、都民の関心も非常に高いものだと思っているわけでございます。この課題についてどのように考えているのか伺います。


◯荒井オリンピック・パラリンピック準備局輸送担当部長 施設整備費につきましては、立候補ファイルにおいて東京都負担分を千五百三十八億円としておりますが、これは、IOCの求める形式に従って、会場となる施設本体の整備費を計上したものでございます。
 二〇二〇年大会に向けての施設整備に当たっては、本体工事費以外の調査費、設計費や周辺整備費のほか、ボート会場についてご説明したような、当初想定していた規模を超える周辺施設の移設費等も必要となります。また、近年の建設物価の高騰や消費税の増税等の外的な要因もあり、これらの増要素にどのように対応するかが大きな課題であります。
 現在、既存施設の活用や整備工法の工夫など、整備費圧縮の可能性について多角的に検討しております。
 現時点では、個々の会場の再検討を行っている段階で、整備費につきましてご報告できる段階ではありませんが、今回、基本設計に着手し具体的な検討を進める三施設を初めまして、引き続き整備費の圧縮に取り組んでまいります。


◯吉原委員 整備費につきましては、再検討の中で、さまざまな観点で圧縮の努力をしていただいているようでありますけれども、何といっても都民の皆さんに理解をいただけるような、そういった状況を、ぜひ工夫しながら努力をしていただき、十分にこれからも検討していっていただきたいというふうにお願いをしておきたいと思います。
 まだまだ検討すべき課題はたくさんあります。競技会場計画の再検討には、競技団体の理解を得ることが重要であります。その点についても十分な調整を行ってほしいと思います。
 来る十一月にはIOCの皆さんが来日することになっています。また、来年の二月には大会開催基本計画を提出することになっていると思います。時間が限られているわけでございますので、これまでの検討を踏まえながら、今後のさらなる検討に向けた局長の決意を最後にお伺いして、質問を終わります。


◯中嶋オリンピック・パラリンピック準備局長 第二回定例会におきまして知事が再検討を表明して以降、内部で多くの議論を重ね、さまざまな施設や競技大会に出向きまして調査研究を行い、多くの関係者と協議を続けるなど、これまで真摯に取り組んでまいりました。
 再検討に当たりましては、国内外の競技団体ともしっかりと調整しまして、アスリートが最高のパフォーマンスを発揮できる施設としていく必要がございます。
 また、より大切なことといたしまして、大会後は都民の貴重な財産として将来においても評価していただける施設となるよう、十分な検討を行っていくことが重要でございます。
 この再検討により、二〇二〇年大会を後世の記憶に残る史上最高の大会としていきたいと考えております。
 まずは、来年二月の大会開催基本計画の提出を一つの検討の目途としつつ、今後も大会準備に万全を期すよう全力で取り組んでまいります。

2014年9月5日金曜日

【インターンレポート】2014年9月1日 原町田七福神を巡ってみました!

吉原修事務所学生インターン 玉川大学 内村純一郎
2014年9月1日

<原町田七福神>
七福神とは、「福徳の神」としてまつられています。七人の神様は、それぞれ人間の本質であるもっとも尊い宝(寿命・裕福・人望・清廉・愛敬・威光・大量)を神仏聖人に当てられています。この信仰は、室町時代に始まったと伝えられ、江戸時代からは、一年の幸福祈願に巡拝する町人文化が根付き今日まで続いています。
そんな七福神が原町田に誕生したのは、2009年のことです。町田市制50周年を記念して、原町田商店街の有志によってできました。それぞれ原町田地区の神社仏閣、商店街内に点在し、現在はウォーキングコースにもなっていて、ご朱印のスタンプ色紙も発売されています。また、お正月には町田ツーリストギャラリー主催で観光ガイドを付けたウォーキングツアーも実施され、町田の観光スポットの一つとなっています。


<実際に歩いてみました!>
まずは、ぽっぽ町田内の町田ツーリストギャラリーにてご朱印の色紙(1枚300円)を購入しました。
御朱印スタンプラリー
←すべて押し終わるとこのようになります!

















★毘沙門天(浄運寺)
最初に訪れたのは浄運寺です。このお寺は栄町商店街内にある日蓮宗の寺院で、境内の「北辰殿」には、道しるべの善星神がまつられ、開運の神として信仰を集めています。ここにいらっしゃる七福神は「毘沙門天」です。毘沙門天は、福寿増長の神様です。また、仏の道を護り説法を聞くため、「多聞天」とも訳されています。なお、ヒンドゥー教(バラモン教)では、財宝の神の「クンピーラ神」と呼ばれています。

毘沙門天(浄運寺)




★大黒天(カリヨン広場)
次に向かったのが大黒天様です。ここは、小田急線町田駅東口の待ち合わせのメッカ「カリヨン広場」の植え込みの並びに佇んでいます。また、カリヨン広場の横には小さな神社もあり、そこでお参りすることもできます。大黒天様は、五穀豊穣の神様です。インドのヒンドゥー教(バラモン教)では、マハーカーラ神(シヴァ神の化身)とされています。なお、こちらにはスタンプ台が設置されていないため、ツーリストギャラリーで押してもらいます。

大黒天(カリヨン広場)

★弁財天(母智(もち)丘(お)神社)
次に原町田5丁目の母智丘神社へと向かいました。ここにいらっしゃるのは弁財天様です。弁財天は、芸術財福の神様で七福神唯一の女性の神様です。手に持っている琵琶を奏でて、仏徳を流布していたと云われています。もともとは、インドのヒンドゥー教の神「サラスヴァティー神」で、河川を神格化したものです。それが、音楽や除災、戦勝などの女神として「弁財天」と記されるようになりました。

弁財天(母智丘神社)


★福禄寿(町田商工会議所)
再び原町田中央通りへと戻ってきて、町田商工会議所へとやってきました。ここには「福禄寿」がいらっしゃいます。福禄寿は、財宝守護の神様で、福(繁栄)・禄(財産)・寿(長寿)の三徳を備えていると云われています。また、福禄寿は、寿老人と同体異名の神とされることもあります。
なお、こちらもカリヨン広場同様スタンプ台が設置されていないため、ツーリストギャラリーで押してもらいます。
福禄寿(町田商工会議所)


★寿老人(勝楽寺)
続いてやってきたのは勝楽寺です。勝楽寺は浄土宗の寺院で近代的な高層納骨堂が印象的です。勝楽寺にいらっしゃる七福神は寿老人です。寿老人は、不老長寿の神様で、中国春秋戦国時代の思想家、老子の化身とも云われています。また、インドの女神、吉祥天(きっしょうてん)が始まりとも伝えられます。


寿老人(勝楽寺)
★恵比寿神(町田天満宮)
JR横浜線の線路を越えて次にやってきたのは町田天満宮です。町田天満宮は原町田が誕生した天正10年の創始と伝えられています。町田天満宮は菅原道真がまつられており、市内の「菅原神社」「南大谷天神」と共に町田三天神とされています。私が行ったときは、骨董市を開催していました。(毎月1日開催)
町田天満宮にいらっしゃる七福神は「恵比寿神」です。恵比寿様は商売繁盛の神様です。いざなぎのみことといざなみのみことの第3子とも云われています。
恵比寿神(町田天満宮)

★布袋尊(宗保院)
最後に訪れたのは宗保院です。宗保院は曹洞宗の寺院です。もともとは、寿老人がいらっしゃる勝楽寺の斜め前に位置していましたが、横浜線開通に伴い、現在の町田ターミナルプラザの横浜線を挟んだ裏手の位置に移動しました。
ここにいらっしゃる七福神は「布袋尊」です。布袋尊は、中国唐時代の布袋和尚を神格化したものと云われています。布袋和尚は、無邪気で無欲な心の豊かさを諭し、常に袋を持って喜捨を行っていたそうです。世人は、この世に現れると信じられている未来仏「弥勒菩薩」の化身とされ、信仰の対象となっています。


布袋尊(宗保院)

★歩いてみて・・・
今回七福神のみで約1時間半で七福神をめぐることができました。コースに起伏はなく、街ブラ感覚でめぐることができると思います。原町田には商店街も多数あり、観光コンベンション協会では、下の写真のようなガイドマップも用意してあります。このガイドを片手に、七福神だけをめぐるのではなく、途中で食べ歩いたり、商店に立ち寄ったりしながらめぐるのも楽しいと思います。
町田天満宮(骨董市)

★魅力的なコースなので・・・
市の活性化の取り組みとして宣伝している七福神で、町田駅からも近いので、今以上に多くの人に歩いてみて欲しいです。今回歩いてみて、平日ということもありましたが、同じように七福神めぐりをしている人を見かけることは少なかったです。案内看板をもっと設置するだけでも、知名度は今以上に上昇すると思います。また、今回巡る前に、観光コンベンション協会に伺ったところ、現在、お正月のみ「まちだ観光案内人」による七福神めぐりのガイドツアーを実施しているとのことでした。市街地の手頃なコースなので、お正月以外にも気候の良い時期にも需要がありそうです。そこで、例えば通年で実施する場合は、近隣の大学生にボランティアになってもらうなど、何か若い力も活かせるのではないかと思います。さらに御朱印ももっと地域の活性化に活かせるのではないかと思いました。スタンプの色紙を持って散策途中に商店街の店舗に入ると、特別メニューや、割引サービスの制度を受けられると、散策する人もいろんなお店に入ってみようと思いますし、町全体として七福神を介して盛り上がると思いました。

2014年9月1日月曜日

2014町田市総合防災訓練

昨日8月31日、芹が谷公園をメイン会場に、市内各地で行なわれた防災訓練に参加しました。
今回は、特に病院での負傷者への医療救護訓練や帰宅困難者を一時滞在施設に誘導する訓練、又、応急給水施設での給水訓練等、メイン会場以外でも実態に即した訓練が行なわれたのが特徴です。

メイン会場では、市民の皆さんを対象にした消火や炊き出し等の訓練も行なわれたほか、倒壊家屋や車両から被災者を救出する、実践さながら演習も行なわれ、その迫力に見学者の皆さんも固唾を呑んで見守っていました。

参加をされた市民の民さんは勿論、日頃より万が一の事態に備え準備をされている、防災関係機関のボランティアの皆様や市内業界各種団体、消防・警察・自衛隊はじめ町田市等行政の皆様に感謝と敬意を表します。


消防庁による本番さながらの救出訓練



消防団と情報交換。
被災初期には地域の事を知り尽くした消防団のみなさんが頼り

手話通訳団体による通訳。
災害弱者への対応についても早急に整備が必要

歯科医師会の皆さんと意見交換。
市内各種団体の皆さんも積極的に参加しています。

警視庁機動救助隊も訓練に参加。
自衛隊はじめ、それぞれ専門分野のプロフェッショナル